社会貢献を考えない企業家は自分を滅ぼす大ばか者である


お金は神の国を拡大するために存在する。

それを自分の利己的な動機で使うと、逆に自分を滅ぼすことになる。


あなたがたの富は腐っており、あなたがたの着物は虫に食われており、
あなたがたの金銀にはさびが来て、そのさびが、あなたがたを責める証言となり、あなたがたの肉を火のように食い尽くします。あなたがたは、終わりの日に財宝をたくわえました。
見なさい。あなたがたの畑の刈り入れをした労働者への未払い賃金が、叫び声をあげています。そして、取り入れをした人たちの叫び声は、万軍の主の耳に届いています。
あなたがたは、地上でぜいたくに暮らし、快楽にふけり、殺される日にあたって自分の心を太らせました。
あなたがたは、正しい人を罪に定めて、殺しました。彼はあなたがたに抵抗しません。(ヤコブ5・2-6)

利己的な動機というのは「ポルシェに乗りたい」ということではない。

お金を稼いでポルシェに乗ろうが、自家用ジェット機を買おうが自由である。

なぜならば、神の法に違反していないからである。

問題は、「労働者への未払い」と「正しい人を罪に定めて、殺し」たことにある。

これは罪である。

労働の代価を払わない、無実の人を殺すことは神の法に違反しているので、「金銀にはさびが来て、そのさびが、あなたがたを責める証言となり、あなたがたの肉を火のように食い尽く」す。

不法な手段で得た金銭は、逆に呪いとなって自分を滅ぼす。

「腐った富」「虫に食わた着物」「さびがついた金銀」が、神の法廷での「証言」となるとはどういうことか。

「腐った富」「虫に食わた着物」「さびがついた金銀」とは、「せっかく手に入れた物が台無しになる」ことである。

つまり、物は手に入れたが、祝福されていないということを意味する。

自分の宝物蔵の中には、たくさんの金銀財宝があるが、さびついて腐っている。

ロックフェラーやロスチャイルドなどの大金持ちや、アイドルやロックスターは、富や成功を得ても、それによって家族が不幸になったり、薬物で変死したり、ろくなことが起きない。

こういう呪いが、神の法廷では「証人」になる。

つまり「お前は、不法な手段で富を手に入れた」と証言する。

神の法廷では「神の御心にしたがって富を得たのではなく、不法によって富を得ただろう。その富によってかえって不幸になっているのがその証拠だ」と言われて、死刑判決がくだる。

しかし、こういう人々は「殺される日にあたって自分の心を太らせ」る。

つまり、殺されるまでずっと傲慢である。悔い改めがない。

彼らは盲目にされている。

自分がやっていることが御心から遠く離れていると気づかない。

「自分だけが幸せになればいい。労働者なんてどうでもいい。自分が富を独占するためなら、人だって殺す」というような異常者は、死ぬまで盲目で傲慢である。

こういう人生は不幸である。

神の国のためにお金を使い、自分の事業を拡大し、人々を幸せにするために活動する人々の富は祝福されている。

だから、呪いとは無縁である。

そういう人は獲得した富によってさらに充実した生活を送ることができる。

小泉・竹中から、外資が日本の株を買い占め、企業が国民のことを考えなくなった。

国家・国民のことを考えない企業は呪われる。

実際、そういう反日ブラック企業の社長の生活が祝福されているだろうか。

彼らに降りかかっている呪いの数々が、将来神の法廷に出たときに、自分について不利な証言をする。

そして死刑判決が下る。永遠の刑罰である。

社会貢献を考えない企業家は自分を滅ぼす大ばか者である。

 

 

2015年11月17日



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