報いには差がある


エドワード・ヘンドリーは、救いか滅びかの2つしかなく、報いに軽重は存在しないと説いているが間違いです。

聖書では報いに差があると明確に述べています。もし報いに差がなければ、神は契約の「賞罰」規定に違反したことになります。

モーセ契約は、神と民との間における規定です。救いと滅びを分ける契約ではなく、救われた人々との関係を規定したものです。

そのモーセ契約の中で、律法への遵守に応じた賞罰が、たとえば、申命記において、規定されています。

律法は、神の御性質の啓示でもあるので、神は賞罰に差をつけられるお方であるとわかります。

倫理的規定と賞罰の軽重の関係がないと言うことは、「犯罪はいずれも同じ罪であり、殺人に対して死刑を適用すべきではない。もしくは、万引きに死刑を適用すべきだ」という具合に世の中の秩序をめちゃくちゃにします。

 

 

2018年9月2日



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