このような信仰のない人々が編纂した聖書を信頼できるだろうか
バチカン秘密文書館は、特別な許可がない限り入れない秘密の図書館で、教皇レオ13世が1881年に研究者に解放するまで、入館は厳しく管理されていた。
ただし、この「秘密」に当たるラテン語Secretumは「コンフィデンシャルな」という意味ではなく「プライベートな」という意味である。
これは、この図書館が「教皇所有の私的な」ものであるからである。(Wikipedia―Vatican Secret Archives)
1841年、この特別な許可がない限り入れない秘密の図書館(教皇レオ13世が1881年に研究者に解放)で、古い写本Codex Vaticanusが発見された。
1853年、2人のケンブリッジ大学教授ウェストコットとホートは主にこの写本とシナイ写本をもとにギリシャ語聖書を編纂しはじめた。
学者は、これらの年代が、1900年クリスチャンが使い続けてきたマジョリティ・テキストよりも信頼性があるということで、彼らの聖書にお墨付きを与え、それに基づいて各国語の聖書を翻訳した。
現代の翻訳聖書のほとんどは、ウェストコットとホートのギリシャ語聖書に依存している。
そのため、宗教改革者が使っていた聖書とわれわれの聖書は5000箇所も違いがある。
「彼らは、キング・ジェームズ訳の土台となった伝統的なテキスト(Textus Receptus)を無視した。その代わり、グノーシス主義―オリゲネス―エウセビオス―ジェローム―アウグスチヌスの系統に属する欠陥写本を使用した。」 (Joseph Van Beek‘s tract: KJV vs NIV, pgs 5 & 6)
1.聖書の逐語霊感または無謬性を主張したことがない。
2.創世記の創造記事を否定し、エデンの存在を疑問視した。ダーウィンの1859年の進化論を支持した。
3.ホート曰く、「人気のある代償の教理は、不道徳かつ重大な偽の教えである。キリストがわれわれの罪を負い、苦しまれたということを死に限定する現代の考え方ほど、非聖書的なものはないが、実際のところ、ほとんど普遍的に広がっている異端の教えの一面でしかない。」
4.さらにこう述べた。「何年もの間、私はマリア崇拝とイエス崇拝は、その原因と結果において共通性が多いと確信してきた。」ウェストコットは、マリア像と十字架のキリストを遠くのチャペルに発見し、こう書いた「もし私しかいなければ、私は何時間もそこに跪くことができただろう」。
ウェストコットもホートも、聖書を神の言葉であると信じていなかった。ホートは、罪の赦しのためにキリストが血による完全な贖いを成し遂げられたことを信じず、そのような教理を「異端」と呼んだ。両者とも、マリア崇拝を誤謬だと考えていなかった。
http://www.orthodoxlutheran.org/mbv.php
2018年8月4日
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