1.
聖書の全体的な主張は、次の文にまとめられる。
神の代理に世界を支配する者として創造された人間が、堕落し、その使命を果たすことができなくなり、罪のために滅びるべき者となってしまった。
そのため、神の第二位格の「御子」が受肉され、全旧約聖書を成就された。律法をすべて守り、信じる者の身代わりに十字架にかかってその罪の刑罰を受けて死に、復活された。
これにより信じる者は値なしに義と認められる。律法をすべて守った者とみなされ、それゆえに、神の代理支配者に復帰し、永遠の命が与えられる。
御子は紀元70年に再臨し、旧約世界に裁きを下し、神に逆らうあらゆる権威、権力をご自身の足台とし、新しい世界が到来した。
その世界では、イエス・キリストと彼を信じる者が王であり、祭司であり、預言者である。
信じる者は死ぬことがなく、肉体を離れると御霊のからだが与えられ永遠に生き続ける。
信じる者が福音を伝え、聖書の教えを守るように伝えることを通じて、御言葉と御霊の力により全世界の民族がイエス・キリストの弟子となり、徐々に世界は聖化され、ついに完成に至る。
キリストの敵は法的に滅ぼされているので、戦うときに、キリストとキリストにつく人々は必ず彼らに勝利する。
聖書のメッセージの骨子は「紀元70年以降、法律上、世界は完全にキリストの支配下に入ったので、信じる者たちは、実際上、必ず勝利し、世界は神の国と変わっていく」というものである。
つまり、運命論なのである。
イルミナティが何をしようと、ポリティカル・コレクトネスがどのように世界を破壊しようと、関係ないのである。
彼らはすでにキリストの足台になっており、敗北者である。
彼らは、映画や漫画、その他のメディアを通じて、あらかじめ、将来起きる重大事件を予告する。
「われわれが支配する運命なのだ」という印象をつけようとしているのである。
一時期、「ピラミッドと目」がいろんなメディアに頻繁に登場したが、最近あまり見かけない。
ネットが普及するにつれて、マスコミの力が失われ、洗脳が効きづらくなっている。
東京裁判史観も通用しなくなった。
油断は禁物だ。
祈り続けないと敵が巻き返しを図るかも知れない。
しかし、われわれクリスチャンが「神が定めた勝利の計画」を信じて祈るならば、必ず世界は変わる。
ミレニアムを通じての情報発信によって、世界を支配する者の正体が暴露され、一般に知られるようになっている。
われわれの存在を知っている人は少ないかもしれないが、しかし、情報に接した人の心には、聖書のメッセージは必ずどこかに残っている。
それが、聖霊の働きによって記憶が蘇り、潜在意識が変化し、「容易には騙されない精神」が形成されている。
2.
あるジャーナリストによると「攻撃を受けたらすぐに公表する」ことが大切だという。
悪評を立てられたら、それをネットにあげる。
脅かされたら、すぐに「〇〇から脅迫があった」と報じる。
サタンは、隠れてことを行うことを好むから、公にすることが大きな反撃になる。
黙っていたら、サタンが勝つのである。
・・・悪魔に立ち向かいなさい。そうすれば、悪魔はあなたがたから逃げ去ります。(ヤコブ4・7)
攻撃は最大の防御。
どんなにこちらに不利なことが起きても、われわれにとって、すべては利益に変わる。
神を愛する人々、すなわち、神のご計画に従って召された人々のためには、神がすべてのことを働かせて益としてくださることを、私たちは知っています。(ローマ8・28)
われわれの戦いは、負けることがない戦いである。