なぜ騙され続けるのか?!


軽減税率うんぬん議論があるが、もう国民は騙されるのをやめよう!

経済評論家三橋氏によると、政府債務がいくらあっても円建てである限り、円札を刷ればチャラにできると。(ただし、ハイパーインフレにならない限り。)

これは、つまり「円札を刷る権利がある政府は税金を必要としない」という意味である。

「国の運営は、税金で成立しています」というのが建前であるが、赤字を出し続けて債務が増えた場合、それを円札を刷ることによって解決できるならば、「税金は一体何だったの?」ということになる。

「経費を、直接日銀に札を刷ってもらえばいいじゃん?」と。

「震災復興費用に3兆円かかります。日銀さん、3兆円分札を印刷してください」と頼め、と。

「なぜ、復興税という形で国民に負担を強いる必要があるのか」と。

日本には、「打ち出の小づち」を持つ日銀がある。

お金を作る機関がある。

これは、町長が「今年は日照り続きで、水不足だから、各家庭の井戸から汲んだ水を持ち寄って、町が運営するマグロの養殖池を維持しよう」と言っているようなものである。

日照りで、各家庭の井戸は涸れそうである。

洗車をしている家庭を見つけると、周囲の家から苦情がくる。

しかし、近くに水があふれる湖がある。

誰も「あそこから水を引いてくればいいじゃないか」と言わない。

そのことを言おうとすると、町役場の役人が来て、「御宅からは、特別に多めに拠出してもらいます」と脅かす。

この町の住民は、奴隷である。

「王様は裸だ!」という子供は、気違い扱いされる。

日本は、23年間連続で対外純資産世界第一位の超金持ち国である。

しかし、財務省が「借金大国」と宣伝しているので、みんな「日本は貧乏なんだ」と信じ切っている。

「政府債務が増えているので、増税も仕方がないか」とあきらめている。

なぜ騙され続けるのか?!

 

 

2015年10月1日



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