英国での多文化主義は失敗


★英首相 「英国での多文化主義は失敗」
 
  日本でも「多文化主義」が何かいいことばかりのようなことを言う人や、

  「多文化共生」には、「外国人参政権が必要」とか筋違いのことをいう人

  がいるが、イギリスの例をよく学ぶべきと思う。

  「参政権」を安易に与えれば、かえって民族間の(政治的)紛争が激しくな

  る。

  「外国人参政権反対」は「他民族排斥」を目的とはしていない。

http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4643357.html
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イギリスのキャメロン首相は、国内の若いイスラム教徒が過激思想に走るケースが相次いでいることを念頭に、「イギリスでの多文化主義は失敗した」と述べました。

 「多文化主義国家のドクトリンは、様々な文化がお互いに干渉せず、主流文化からも距離をおいて存在することを推奨してきました。そうした、いわば隔離されたコミュニティが我々の価値観と正反対の行動をとることすら許容してきました」(イギリス キャメロン首相)

 これはキャメロン首相が訪問先のドイツで行った講演の中で発言したものです。キャメロン首相は「イギリスでのこうした多文化主義は失敗した」とした上で、異なる価値観を無批判に受け入れる「受動的な寛容社会」ではなく、民主主義や平等、言論の自由、信教の自由といった自由主義的価値観を積極的に推進する「真のリベラル社会」を目指すべきだとの考え方を示しました。

 イギリスでは、イスラム過激思想に感化されたイギリス育ちの若いイスラム教徒によるテロやテロ未遂が相次いでいて、大きな問題となっています。

 こうした問題の背景には若いイスラム教徒の一部が、イギリス社会に同化しきれていないことがあるとの指摘がなされていますが、キャメロン首相の今回の演説は「多文化主義」が同化を妨げてきたとの認識に立ったものです。(06日07:21)

 

 

2011年2月6日

 

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