狭い門から入りなさい
20世紀初頭まで、正統派が主流であったが、今は異端が主流になっている。
昔はスポルジョンなど、メジャーで活躍していた人は、ポスト・ミレのカルヴァン主義者で、名のある注解書は、健全な教理に基づくものであった。
しかし、今の指導者、たとえば、ビリー・グラハム、ティム・ラヘイ、チョウ・ヨンギ、パット・ロバートソン、フラー神学校卒業生たち、ほとんどディスペンセーショナリストであり、それゆえ、フリーメイソン・イルミナティの影響下にある。
そのため、今、レイマン(平信徒)は、正統派に流れるよりも1000倍異端のほうに流れる。
知識を得れば得るほど、正統派からずれる。
日猶同祖論をやっても、陰謀論をやっても、全部、連れて行かれるところは異端である。
TV伝道者に従っていけば、結局、「再臨は近い、終末は近い」だ。
だから、私もうかつに人に何かを勧められない。
どの本が安全だろうか。
どのTV伝道番組が安全だろうか。
どの陰謀論者が安全だろうか。
どの日猶同祖論者が安全だろうか。
皆無だ。
せっかく再建主義に入っても、すぐに別の道に入る。
同じ時期に、再建主義に加わった牧師が、フェデラル・ヴィジョンになり、ローマ・カトリック化した。
ラッシュドゥーニー亡き後、タガが外れてしまったように、弟子のある者はフェデラル・ヴィジョンになり、ある者はフルプレテリズムになり、ある者はもとのさやに戻ってしまった。
まさに「滅びに至る門は大きく、その道は広い」そして、「そこから入って行く者が多い」。
最後まで聖書的な教えにとどまる人はきわめて少ない。
それだけ惑わしの霊が強く働いている。
熱心なクリスチャンだったエンゲルス青年は、後にマルクスと一緒にマルクス主義を編み出し、世界を暴虐と殺りくと嘘で満たすことになる。
http://www.millnm.net/qanda2/49Hlrt2YpcbYs70993.htm
歴史的な正統派の教えから外れるならば、99.99999%自分が間違っていると思っていい。
われわれには自由に考える権利などない。
聖書から外れるならば、おしまいだ。
もし新しい運動、新しい教師、新しい預言者が現れたのであれば、疑ってかかるべきだ。
カルヴァン―アブラハム・カイパー―グレシャム・メイチェン―ヴァン・ティル―R・J・ラッシュドゥーニー―グレッグ・バーンセン―ゲイリー・ノース
こういった流れを常におさえ、正しい聖書信仰の流れだけを追究すべきだ。
狭い門から入りなさい。滅びに至る門は大きく、その道は広いからです。そして、そこから入って行く者が多いのです。(マタイ7・13)
2014年12月27日
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