シオニズムに騙されているアメリカの福音派クリスチャン


米副大統領が、シオニスト批判を理由にイスラム系議員を脅迫

アメリカのペンス副大統領が、シオニスト政権イスラエルとシオニスト・ロビーを批判したことを理由に、イスラム教徒の米国下院議員イルハン・オマル氏を脅迫しました。

イルナー通信によりますと、ペンス副大統領は「イスラエルとシオニストロビーに対するオマル議員の批判は、アメリカ議会にとって恥の源だ」とし、「オマル議員は、自らの発言が招いた結果を受け止めるべきだ」と発言しました。

オマル議員は、アメリカ史上初の(イスラム式の被り物)ヘジャーブを着用するイスラム教徒の女性下院議員で、アメリカの政策にシオニストロビーの勢力が浸透していることを批判したため、攻撃にさらされています。

オマル議員は最近、ツイッターで「シオニストロビーであるAIPACアメリカ・イスラエル公共問題委員会は、対イスラエル支持を目的に、アメリカの政治家に金銭を渡している」と語りました。・・・
http://parstoday.com/ja/news/world-i51589?fbclid=IwAR2XpuWqfy41pNdS8NNP6-tDG6423oOlkNrUQ8U3hdizc_YhidSVX_fEkUA

ペンスは再建主義だと言われているが、これを見る限り、そう思えない。

そもそも、アメリカの再建主義者からシオニズムに対する批判を聞いたことがない。

これは、アメリカの再建主義者の「陰謀に触れない」傾向に起因するのだろう。

ラッシュドゥーニーは「陰謀について調べるより、神の法を守って忠実に日々主に仕えるべきだ」という立場に立っている。

しかし、私は「敵の策略を知るべきだ」と考える。

ゲイリー・ノースは、陰謀について触れているが、漠然としており、シオニズムを標的にしたことはなかったと記憶する。

その点、再建主義者ではないエドワード・ヘンドリーは真正面から批判する。(*)

ペンスは、再建主義を取り入れた現代のアメリカの福音派の欠点を露呈した。

つまり、「まだディスペンセーション主義の騙しの中にいる」という欠点である。

ディスペンセーション主義は「アメリカのクリスチャンにイスラエル建国を邪魔させないために作られた」シオニストのウソである。

シオニズムは、パリサイ人の霊的子孫が押し進める世界政府建設の運動である。

それは、イエスの御国を拒否し、ルシファーの世界帝国を作ることを目指している。

アメリカの福音派のクリスチャンがいくら努力しても、シオニズムを否定しない限り、彼らの計画はこれからも進展する。

(*)

ちなみに、エドワード・ヘンドリーは、フラット・アース理論(FE:地球は球体ではなく平面で、太陽が地球の周りを回っているとする立場)に立ち、地動説を「陰謀の母」と言っている。

彼は、ニュートンの万有引力の法則をカバラに由来すると説く。さらに、ニケヤ信条にも疑問を持っている。

プレテリストである私は、ヘンドリーの「ローマ・カトリック=黙示録の反キリスト説」の立場に立たず、FE理論にも立たない。

 

 

2019年2月14日



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