ロバート・シュラーのその後について
2012年3月10日付のRegister紙によると、シューラーは、クリスタルカテドラル教会の役員を辞任したと発表した。
http://www.ocregister.com/articles/schuller-344070-board-ministry.html
事態の経緯は次のとおりである。
財務の悪化が続いて2010年10月に破産し、40エーカーの土地を先月ローマ・カトリック教会のオレンジ教区に強制的に売り払われた。
教会の騒動の中で、家族のメンバーが辞任したり、解雇されたりした。この一週間で3人が教会を去った(3月10日時点)。
今後数週間にわたって、かつて人気があったTV番組の再放送が行われる予定。
娘であるキャロル・シューラー・ミルナーは、土曜日のインタビューで、「(両親は)ミニストリのリーダーを辞任する予定だ。しかし、すべての関係を断つつもりはない。集会の中で礼拝を続けるつもりである」と答えた。
もう一人の娘シーラ・シューラー・コールマンは、主任牧師として留まり、日曜日に説教を行う予定だが、最近ミニストリのCEOを解雇された。
シューラー・コールマンの夫、ジム・コールマンは、今週初めに創造的礼拝指導者の職を解雇され、彼女の姉妹と義理の兄弟グレチェンとジム・ペナーは、「パワーの時間」の担当を解雇された。
土曜日にカテドラルに連絡したが、代表者とのコンタクトはできなかった。
シューラー・ミルナーによると、シューラー家の年長組は、理事長たちとの、給料支払い遅延及び知的所有権と商標違反に関する裁判に巻き込まれている。
ミルナーによると、正確な金額は土曜日の段階で不明であるが、シューラー家の弁護士は、訴訟解決のためにほぼ毎週行われる、カテドラルの理事会への説明において、年間12万ドルの家賃手当、ライセンス料の年間支払19万8千ドル、その他医療手当が滞っていると述べた。
さらにミルナーの先週火曜日の発言によると、「理事会は、交渉をすべて終了させる予定だと通告してきた。『これ以上交渉することを望まない。訴訟を起こす予定だ』と」。
「とくにこのようなミニストリにとって困難な時期に、お金を弁護士とか訴訟に使うとのミニストリの決定に、私たちは当惑している」とアルヴェラ・シューラーは声明の中で述べた。「われわれは、問題がすぐに終わらないと判明してから、続いている敵対的・否定的な雰囲気の中で理事会に留まることはできない」。
シューラー家の主張は、破産事件の債権者が教会から支払いをまだ受けていないことの理由として引用された。シューラー・ミルナーは、「私たち家族は、債権者に対して全額を支払うと申し出たが、理事会はそれを拒否した」と述べた。
シューラー家の弁護士カール・グルマーは、ニュースリリースで次のように述べた。「われわれは常に、裁判所で認められた計画の原案よりも強力な資金をミニストリに残し、債権者に対する支払いを完全に済ませ、遅延せずに問題を処理することを提案してきた」と。
「われわれは、シューラー家とミニストリの双方にとって有益な解決法を容易に利用できるだろうと楽観的だった。われわれが肯定的な結論に近づいていると判明した後に、なぜ突然理事会が方針を変更したのか不明だ」。
ニュースリリースは、次のようなメッセージで締めくくられた。すなわち、「クリスタル・カテドラルの創設者は、自らのフェイスブックのページに次のように記した。『何が起ころうとも、神は神のままである。事態がどうであろうと、神は常に善のお方である。神はあなたを愛しておられ、そして、私もあなたを愛しています』」と。
会衆にとって、最近の状況は、教会が、シューラーが建てたカテドラルから出ていきつつあるという事実を思い出させるもう一つの苦い記憶である。会衆は、最長3年間、建物をカトリック教区から賃借することができる。
「われわれは本当に教会を失ってしまった。われわれの大多数は悲嘆に暮れている」と、1956年以来の会員であり、他の年長者とともに日曜の朝の聖書学習会に参加し続けているアン・ウォルツは語った。「たくさんの私の友人は、本当にこんなことが起きているということを信じられないでいる」。
アンの夫ケン・ウォルツは「シューラーの辞任は避けられない」と述べた。
ケン・ウォルツは土曜日にこう語った。「辞任がなぜ避けられないかというと、彼らは教会の支配権を失ったからだ。すべては、ロバートとアルヴェラによって支配されていた。ある理由から、彼らはガキどもが教会に入ることを許し、教会の再組織化を任せてしまった。そのため、財務的にも霊的にも管理がひどい状態に陥り、崩壊してしまった」と。
http://www.ocregister.com/articles/schuller-344070-board-ministry.html
2012年11月28日
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