被害者ぶることは自らが加害者であることを隠す最良の策である
歴史の通説になっている、ロスチャイルドが日露戦争に資金を提供した理由がユダヤ人迫害(ポグロム)への復讐にあったというのは、おそらく嘘である。
愛知教育大学の助教授の依頼で、ロシアにおけるポグロムの一次資料集(政府と南ロシアの地方官僚らとの通信文)500ページを訳したことがあるが、19世紀末の第一次ポグロムにおいて、ツァー政府がユダヤ人迫害を国家として認めたことはなかった。
むしろ、それを鎮圧するために大きな犠牲を払った。
また大虐殺なるものもなかった。
やったのは、ただ家の中に入って家財道具を外に放り出して破壊しただけ。
しかも、これらのポグロムを行ったロシア人たちは、理由を「皇帝から命令があったから」と信じていた。
どうやら、この情報を流すために活動していた人々がいたようだ。
資料において、酒場などで噂を広める者がいた。
ロシアの無知な農民は、それを信じて、行動したらしい。
だから、ヤコブ・シフの「ポグロムの復讐をするために日本を支援した」というのは、おそらく嘘。
ヤコブ・シフはロスチャイルドの番頭で、ロシアをユダヤ人マルキストによって転覆し、ウィーン会議を邪魔したロシア皇帝に復讐するため。
また、共産政権を通じてロシアの財産を根こそぎ奪うため。
第一次世界大戦は、ロシア帝政の壊滅を目的としたイルミナティの戦争であった。ロスチャイルドは、ウィーン会議においてロシア皇帝によって自らの計画が台無しにされたことに怒り、ロシアを無神論共産主義の橋頭堡にするとの誓いを立てた。
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2014年11月26日
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