TPPがいかにめちゃくちゃな協定であるか


大阪のTV「正義のミカタ」より:

『TPPは、関税より医療やサービスなどが本当は目的』
『え…ごまかされてたんや…』
『日本のメディアって完全にTPP賛成に支配されてますよ』
『東京じゃ、こんなん(TPPでおきる最悪のシナリオ)言わせてくれない』

…スタジオ騒然。

「アメリカでは薬の値段は製薬会社が決める。先日もエイズの薬が一粒1600円から7万円に値上がりした。TPPの真の狙いは非関税障壁。締結されればISD条項で日本の皆保険制度は崩壊する。東京のTVでは医療関係の話はするなと言われる」(堤未果)

ISD条項について解説。堤未果さん「TPPで一番怖い条項」
日本の医療を自由化したい米企業が、日本政府が国民の為に薬価や自己負担や保険料を安くしているのはフェアでないと訴えを起こせる。

国債投資紛争解決センターには3人の裁判員で判決を出す。訴えられた日本から1人、訴えた米企業から1人、3人目は世界銀行総裁が決定。センターは世界銀行の傘下で最大出資国が米。米はISD裁判に負けたことがない。

宮崎哲弥氏「ISD条項は日本が色んな国と二国間で通商関係を結ぶ時に入れるが、法制度が整っていない国との場合に救済される道を作っておく為のもの。先進国の多国間条約に必要ない。」

朴一氏「韓国は米とのFTAで全部負けている。63個の法律を変える事態に」

「豪はISD条項を取れと言っている。企業としては勝てば相手国の法律を変えられるので美味しい。訴えられたら、勝っても負けても弁護士費用の一部負担として8億円払わなければならない。そうなりそうなものは先に法律を変えようとなる。」

薬丸裕英さん「どうやったら逃げ切れるんですか」
堤未果さん「合意文書が出るまではまだ1〜2年掛かる。マレーシアの首相があと2年は出ないと言っている。TPPは各国の国会で承認しなければならない。国会議員に反対させ批准しなければ止められる。」

堤未果さん「日本ではTPP大筋合意と発表されたが、米通商代表部の文書を読むと大筋合意とは入っていないが、『もう反対してもダメなんだ』という雰囲気を流す。本当は関税より知的財産など非関税障壁の方が目的。

スタジオ「東京のTVではブドウや豚肉の話ばかり」

宮崎哲弥氏「米通商代表部は米企業が送り込んだ弁護士ばかり。」
海原ともこさん「農作物も大事やけど、これもめっちゃ大事やのに何で隠れてたん?」
堤未果さんと宮崎哲弥氏「東京のTVでは言わせてもらえない」

 

 

2015年10月18日



ツイート

 

 ホーム

 



robcorp@millnm.net