どのように祈るべきか3
「キリストは、紀元70年に昇天され、世界の王となられた。」とあるが、紀元70年ではなく紀元29年ごろではないのか、と問われるかもしれない。
たしかにイエスは紀元前4年ころに生まれ、33歳で十字架につかれたので、紀元29年ごろに昇天された。
しかし、この昇天は仮のものである。
キリストは全世界を裁いて王になるために、再臨されなければならない。
紀元70年に、キリストは再臨され、世界を一新された。ニュー・ワールド・オーダーが到来した。
イエスは地上におられるころにすでに「わたしには天地において一切の権威が与えられている」と言われた。
だから、すでに王であられた。
しかし、聖書によれば、正式に王になるのは、再臨のときである。
これは、紀元70年に神殿が破壊され、礼拝システムが完全に変化するときであった。
キリストは、ローマ軍を通じてイスラエルを裁き、この変革を成し遂げられた。
それ以降、正式にキリストは世界の王であり、われわれの住むこの世界はキリストの王国である。だから、これは、真の昇天なのである。
律法によると、聖めは2度必要である。
3日半目に1度、7日目に1度。
紀元70年の再臨は3日半目の聖めであった。
世界の終末において7日目の聖めがある。
われわれは、7日目の聖め、つまり、完全な聖めに向かう歴史の中にいる。
だから、神の国の勢力は、悪魔の国のそれに対して徹底的な攻撃をしかけ、勝利する。
悪魔側にはすでに法的な権威は紀元70年において消えているので、彼らは残党なのだ。
われわれは掃討作戦を行い、国の中でゲリラ活動をしている悪霊どもを退治しなければならない。
これによって、イエスの御国は完成し、世界の歴史の真の目的である「神の栄光の顕現」は成就する。
2012年9月22日
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