すでに述べたとおり、本来、宗教施設は、自然の山だったのである。
エデンの山。
これが、大本である。
エデンの園は、エデン山の中腹にあり、エデン山の頂上から流れてくる水がエデンの園において川もしくは湧水となって園全体を潤していた。
そして、そこから四方に流れ出て全地を潤した。
これは、まだ大陸が分裂していないパンゲアの時代であろう。
おそらくエデン山は、富士山のような形をしていたのだろう。
ノアの箱舟が着いたトルコのアララテ山は、富士山そっくりである。
昔、アルメニアのエレヴァン市に行ったとき、朝ホテルの窓を開けて目の前にアララテ山がそびえていたのを見て、びっくりしたのを覚えている。
富士山の形をした山全体が雪で覆われていた。
アララテ山からノアが出発したのは、エデン山から出発したアダムの改訂版だからだろう。
富士山のような形をしたエデン山から出発したアダムが失敗したので、世界をご破算にし、神はもう一度アララテ山から人類を出発させられた。(*)
もともとエデンの園は城壁のある都市であった。
なぜならば門があったと記されているから。
外に出て門の前から見ると、2本の門柱の間にエデン山が見える形になっていた。
なぜならば、園はエデンの東(創世記2・8)にあり、門は東にあったので。
こうして、神は人を追放して、いのちの木への道を守るために、エデンの園の東に、ケルビムと輪を描いて回る炎の剣を置かれた。(創世記3・24)
このエデンの園のモチーフが、幕屋や神殿、そして、神社に現れている。
ピラミッドを作ったイム・ホテプは、ヤコブの子ヨセフである。
http://www.millnm.net/qanda3/josephimhotep.htm
だから、ピラミッドは、ユダヤの神殿の原形である。
ピラミッドは、神の山(出エジプト記4・27)である。
http://www.millnm.net/qanda3/89dmg0JgbUYBU54096.htm
エデンの園のように、スフィンクスが、ケルビムとして門のところにいて、入場者に謎かけをする。
スフィンクスはもともと2体あったと思われる。
エイラートにあるフリーメイソンのモニュメントは、この象徴をよく表現している。
http://www.millnm.net/qanda3/89dmg0JgbUYBU54096.files/image006.jpg
ピラミッドと2本の柱ボアズとヤキン。
幕屋・神殿では、このピラミッドが、聖所と至聖所になった。
至聖所の契約の箱の上を覆うケルビムの羽と羽の交差によって生まれる三角形がピラミッドを象徴。
契約の箱の上から神が支配されたので、三角形から目が見える形になる。
http://www.millnm.net/qanda3/89dmg0JgbUYBU54096.files/image008.jpg
http://www.millnm.net/qanda4/image008.jpg
この三角形と目が、今日イルミナティに悪用されている。
(サタンは自分で創造できないので、神の真似をする。)
この2本の柱と三角形は、神社にある。
神社を正面から見ると、鳥居と三角形が見える。
http://www.tesshow.jp/sumida/images/shrine/mukojima_ushijima2.jpg
三角形のついた鳥居もある。
http://www.tesshow.jp/katsushika/images/shrine/emizumoto_hie1.jpg
夫婦岩の間から見える富士山も同じモチーフである。
http://www.lmihe.com/2008/kakyou/image/img103a.jpg
エデンの園の前に置かれた回る炎の剣は、金色の菊紋として象徴されている。
エルサレムの門に菊紋が記されているのは、門番としての回る炎の剣である。
http://japan-to-the-world1.up.n.seesaa.net/japan-to-the-world1/image/1.10.jpg?d=a2
http://takashi1016.com/wp-content/uploads/2014/05/herod-flower.jpg
天皇家の紋が菊紋であるのは、日本が回る炎の剣が置かれた地、エデンの園であることの証拠である。
この炎の剣=金色の菊紋は、太陽をも象徴する。
日の丸は、エデンの園である日本の象徴としてふさわしい国旗である。
(*)
ちなみに、ユダヤ人徐福が不老不死の薬を求めて日本に来て、富士山を目指したのは、富士山が、エデン山と似ているからだろう。
徐福の目的は、単なる妙薬探しではなかったはず。なぜならば、始皇帝は失敗した彼を処刑しなかったので。
徐福は、日本に神の国を作る計画で来たのだろう。
「山からの出発」を日本で行おうとした。だから、物部王国は神の国だったのだ。