信用創造について


1.Aが銀行に100円預けた。
2.銀行はその100円をBに貸した。
3.Bは借りた100円でCに支払いをした。
4.Cはその100円を銀行に預けた。

銀行からすると、貸した100円が戻ってきただけの話。
しかし、帳簿上では、預金額は
1の100円 + 4の100円 =200円になる。
100円分が「無から創造された」。

これを信用創造という。

http://www.findai.com/yogow/w00321.htm

経済が活発化すれば、この取引が増えるので、それに伴って日本のお金の量は増える。

逆に、経済が不活発化すれば、この取引が減るので、それに伴って日本のお金の量は減る。

貸し出しすればするほどお金の量が増える仕組みになっているので、デフレを解消するには、企業が銀行からお金を借りるように仕向ける必要がある。

増税やプライマリーバランスの適正化、緊縮財政をやれば、お金を借りなくなるので、デフレはいつまでたっても解消されない。

 

 

2017年9月3日



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