「地を従えよ」は、人間にとって基本命令である。
洪水によって地から悪人が一掃されて後、ノアに対して同じ命令が与えられたことからこれがいかに重要なテーマかわかる。
人間が地上に置かれた理由は、「神の国建設」である。
そして、これは、われわれ一人一人の存在意義でもある。
この命令と無関係に生きた人生は無意味である。
rom: 3:12
すべての人が迷い出て、みな、ともに無益な者となった。(ローマ3・12)
ノンクリスチャンにとって人生最大の悲劇とは、無益な生涯を送ったという事実である。
神の敵として歩み、永遠の呪いを受けることになってしまったという悲劇である。
(2)
「地を従えよ」は、戦略的に生きることを要求する。
イルミナティは、戦略的に世界を支配しようとしている。
米国の連邦準備制度を設立し、米ドルを作り、管理することができるようになったことは、彼らにとって最大の戦略的勝利である。
これ以降、第一次世界大戦、第二次世界大戦が起きた。
基軸通貨を支配し、無から有を作ることができるので、大戦争を起こしやすくなった。
サタン側は、すべてを戦略的に行っている。
目的は、世界支配である。
神の被造物の中心である地球を全部支配すること。
人間を駒として使って、自分が神として君臨すること。
これを目指して努力してきた。
かたや、契約の民の側は、戦略的であることを捨てるように導かれた。
「地を従えよ」との基本命令を無視してきた。
地上を支配することを避けてきた。
なぜか。
サタン側の策略に乗ったからだ。
キリスト教は、「地上支配を拡大すること?そんなことよりも、霊的な世界の話をしましょう。あなた不信仰ですよ」という。
戦争に勝利する最大の戦術は、「戦わずして勝つ」ことである。
だから、洗脳がもっとも有効な手段である。
敵のシステムの内部に侵入して、自らがそのシステムのトップに立ち、全体をコントロールしてしまう。
表面上は米国は米国なのだが、連邦準備制度によって、イルミナティが財布のひもを握り、政治家を買収し、議会を買収し、反抗する者を暗殺し、そうやって全部乗っ取った。
米国民は自分がイルミナティに支配されていることに気付かない。
気づこうとする者は、「陰謀論者」「歴史修正主義者」とのレッテルを貼られて社会の主軸から追い出される。
私は、これまでの教会の神学ではこの支配から抜け出せないと考えている。
「地を従えよ」との命令、そして、「御心が天で行われるように、地上で行われるように」との祈りを実現するために働く教会にしなければならない。
だから、すっかりとその「地を従えよなんてどうでもいい」という「オタク神学」に洗脳されてしまった人々が牛耳るシステムとは別のシステムを作るしかないと考えている。
そのためには、まず覚醒である。
われわれの間に、この騙しに気づく者が現れなければならない。
そして、気づいた者は、行動しなければならない。
新しい体系を作って、古い体系に依存しないようにする。
古い体系ではいつまでたってもわれわれは傍流に置かれるだけだ。
地を従える態勢を整えよ。
そして、イルミナティが作ってきた思潮を逆流させ、すべてのシステムを神とキリスト中心に組み替えていかねばならない。
これをしなければ、われわれの人生は、「無益」なままだ。
一生を無駄にするかしないかの瀬戸際だ。
神の国建設に人生をかけないければ、なぜ生まれてきたのか、という問題になる。
一人でも多くの人がわれわれの戦線に加わっていただきたい。