財務省は「国の借金が増えた」というのを止めろ4
政府の借金を額面1000兆円の紙幣もしくは端末への記入で埋めろというと、「それは不道徳なんではないか」という反応が返ってくるかもしれない。
しかし、そもそも、不換紙幣が「実物の裏打ちのない紙片」でしかないのだ。
日銀がそれを国債と引き換えに発行するということは、「実物の裏打ちのない紙片」で国債という実物を購入しているのだ。
つまり、商店で、偽札で買い物をするようなもの。
そして、借金を不換紙幣で穴埋めすることは、偽札をサラ金の窓口に持って行って借金返済にあてるようなもの。
どちらも同じく不道徳だ。
しかし、今の金融体制は、この不道徳によって成立している。
国には偽札を作る権利があるので、それで借金を返済したらいい。
返済しないで、穴をあけて貸主に迷惑をかけるよりもいい。
2014年8月11日
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