維新の危険性


橋下と竹中のコンビは、「新古典派経済学」「新自由主義」「グローバリズム」で日本を破壊するだろう。

これらの思想は、たとえて言えば、「人体は一つなんだから、細胞壁を取り去ってしまえばいい!」という無原則な統一。

国という秩序をもったままで一致する従来の自由主義とまったく異なる危険思想である。

グローバリズムは、フリーメイソンのユニテリアンらしい思想である。

フリーメイソンは、一位一神教(ユニテリアン)である。

聖書的キリスト教は、三位一神教(トリニテリアン)。

ユニテリアンは、神に一つの人格しかないと考えるので、多様性や違いを毛嫌いする。

この思想は、TPPやEUの移民政策に現れている。

無原則的に関税を撤廃し、移民を入れたらどうなるか。

混沌しかない。

ノルウェーの大量殺害事件は、混沌を招く左翼に対する憎しみから起きた。

北欧にどんどん移民が入り、イスラム教徒やアフリカ人、中国人らが、現地の文化や習慣と無関係に、地元の社会に溶け込むことなく入って別の共同体をつくる。

竹中のバックにいるキッシンジャーらグローバリストたちは、日本の国柄なんてどうでもいいのである。

全部壁を取り払って、中身を全部抜き取ろうという魂胆だ。

アメリカでも国境破壊が起きて、メキシコから移民がなだれ込んでいる。

デイビッド・ロックフェラーは失脚したが、グローバリストの政策は続いている。

細胞壁を取り去った人体が生き残れないように、国境を取り去った世界も生き残れない。

日本はヨーロッパの轍を踏むな。

 

 

2012年12月4日



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