米国に再建主義を実践する政権ができるかもしれない2


『ロシア・インサイダー』紙によると、ドナルド・トランプが政権を取ると、ロン・ポールが国務長官になるかもしれないという。


水曜日に、ネオコンのジャーナリスト、ジェニファー・ルービンが、#thingstoworryaboutというハッシュタグのついたツイートで、「ロン・ポールがトランプ政権において国務長官に選出されることを恐れている」と述べた。

「保守的な」ジャーナリストと言われるルービンは、『ワシントン・ポスト』紙の記者であり、外交政策に関してはネオコンの見解を取っている。「アメリカ例外論者」の論客として、軍事介入と永続的対テロ戦争を支持している。

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ポールは、韓国や日本、欧州、その他にある何百もの米軍基地から兵を引き上げるだろう。外国への支援を停止するだろう。イランとの危険な対立を回避し、キューバへの禁輸措置や、その他、軍事行動を拒否するだろう。イラクやアフガニスタンにおける対立への米軍の介入停止を提唱している。

http://russia-insider.com/en/politics/ron-paul-secretary-state-neocons-dire-fear-paul-will-shut-down-pax-americana/ri14230?utm_source=dlvr.it&utm_medium=twitter

ティーパーティの父祖であるロン・ポールは、教育カリキュラム作成の指導者としてR・J・ラッシュドゥーニーの義理の息子ゲイリー・ノースを選ぶほど、再建主義の影響を受けている。

ポールの新しいカリキュラム開発指導者は、キリスト教再建主義創始者R・J・ラッシュドゥーニーの義理の息子ゲイリー・ノースである。再建主義は、神が国に与えた「権限」は非常に限定的であり、少数の例外を除くすべての領域において聖書法が民法にとって代わられるべきであると信じる運動である。[訳注:これは間違い。再建主義は聖書法をそのままの形で適用せよというのではなく、聖書法のエッセンスを時代や地域に合わせて適用せよと唱える。]

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ロン・ポールが再建主義者と認識されたことは一度もないが、レーガン政権の高官にしてラッシュドゥーニーの信奉者でもあるハワード・フィリプスが再建主義の思想に基づいて・・・創設した「憲法党」と親しくしてきた。

ポールは、再建主義の基本的な考えを信じると表明した。

ラジオ・パーソナリティのジョン・ロフトンが2007年に「人々に家や食べ物や着物や教育を与えることは、連邦・州・地方のどのレベルにおいても、政府の役割ではないとお考えですか」と尋ねたところ、ポールは「そのとおりだ」と答えた。

さらにポールは、「かつてときどき、市民権や外交政策に関して、ともに活動した」左翼を批判した。左翼は「経済政策や福祉政策によって自らが行っていることが、国レベルで何らかの目標を達成するために行われている権力の誤用であるということを少しも理解していない」。政府は、公教育を含め、本質的に強制的であるという考えは、市民権から銃規制に至るまで様々な問題に対するポールの見解の中核を形成している。

http://www.theguardian.com/commentisfree/2013/apr/12/christian-fundamentalism-ron-paul-homeschooling

30年前に、「ホームスクーリングを受けた世代が社会の中心で活動するようになれば、米国は変わる」と言われていたが、本当にそのとおりになってきた。

 

 

2016年5月21日



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