ルシファー崇拝に取り込まれた福音派の教会


グローバリストが人類の数を3分の1にしようとしているのは、メシアの真似である。

イエスがマタイ25章で言われたように、メシアは羊と山羊を分ける。

救われる人と救われない人を分ける権限を行使される。

ルシファー(=サタン)は、このメシアの権限を横取りし、自分が裁き主になろうとしている。

ルシファーは、昔、バビロンにおいて、バベルの塔を建てて、神の山(*)に対抗しようとした。

今は、もはや神の山ではなくなったモリヤに神殿を建てて、そこを自らの山にし、世界の中心にしようとしている。

シオニズム運動とは、ルシファーという偽メシアを崇拝する運動であり、すべてこの計画を是認するクリスチャン・シオニズム運動は、ルシファー崇拝、サタン崇拝を助長するものである。

だから、教会は一刻も早くプレ・ミレ・ディスペンセーショナリズムから離れるべきである。


(*)

神の山は、時代によって次のように変わっている。

(1)洪水前、神はご自身の臨在の象徴であるエデン山の山頂から、中腹にあったエデンの園に住むアダムとエバに対して「地を従えよ」と命令された。


神は、種類にしたがって野の獣を、種類にしたがって家畜を、種類にしたがって地のすべてのはうものを造られた。神はそれを見て良しとされた。
神は仰せられた。「さあ人を造ろう。われわれのかたちとして、われわれに似せて。彼らが、海の魚、空の鳥、家畜、地のすべてのもの、地をはうすべてのものを支配するように。」
神は人をご自身のかたちとして創造された。神のかたちとして彼を創造し、男と女とに彼らを創造された。
神は彼らを祝福された。神は彼らに仰せられた。「生めよ。ふえよ。地を満たせ。地を従えよ。海の魚、空の鳥、地をはうすべての生き物を支配せよ。」(創世記1・25-28)

(2)洪水後、神はアララト山の山頂から、中腹にいたノアとその家族に再び「地を従えよ」と命令された。

それで、神はノアと、その息子たちを祝福して、彼らに仰せられた。「生めよ。ふえよ。地に満ちよ。
野の獣、空の鳥、――地の上を動くすべてのもの――それに海の魚、これらすべてはあなたがたを恐れておののこう。わたしはこれらをあなたがたにゆだねている。(創世記9・1-2)

(3)モーセの時代に、神の山とはホレブであった。

モーセは、ミデヤンの祭司で彼のしゅうと、イテロの羊を飼っていた。彼はその群れを荒野の西側に追って行き、神の山ホレブにやって来た。(出エジプト記3・1)

(4)イスラエル王国の時代に、神の山とはエルサレムのモリヤ山であった。

こうして、ソロモンは、主がその父ダビデにご自身を現わされた所、すなわちエルサレムのモリヤ山上で主の家の建設に取りかかった。彼はそのため、エブス人オルナンの打ち場にある、ダビデの指定した所に、場所を定めた。(2歴代誌3・1)

(5)新約時代に、キリストは、もはや特定の山が神の山ではなく、クリスチャンがいるところどこでも礼拝できるといわれた。

私たちの父祖たちはこの山で礼拝しましたが、あなたがたは、礼拝すべき場所はエルサレムだと言われます。」
イエスは彼女に言われた。「わたしの言うことを信じなさい。あなたがたが父を礼拝するのは、この山でもなく、エルサレムでもない、そういう時が来ます。(ヨハネ4・20-21)

なぜならば、クリスチャンの体が神殿だから。

あなたがたのからだは、あなたがたのうちに住まれる、神から受けた聖霊の宮であり、あなたがたは、もはや自分自身のものではないことを、知らないのですか。(1コリント6・19)

 

 

2017年1月25日



ツイート

 

 ホーム

 



robcorp@millnm.net