イルミナティはSiriも黙示録の成就とみなしているのかもしれない


https://youtu.be/tTH59e2vs-w?t=2923

『やりすぎ都市伝説』によると、Siriという人工知能エンジンの名前の由来は、逆に読むと現れるIRISであるという。

IRISとは、古代ギリシャの女神で、エジプトではイシス。


虹の女神イリスは、エジプト神話に登場する女神アイシス(Isis)です。
http://makaula.blogspot.jp/2012/02/blog-post_24.html

このイシスの名は、民族によって異なる。

バビロン人:イシュタル
カナン人:アスタルテ
シュメール人:イナンナ
アッシリア人:イシュタル
アッカド人:アシュタルト、アシュトレス、アシェラ、アストレス
エジプト人:イシス、アシェト、アセト
フェニキア人:タニト・アシュタルト、アシュタロス

イスラエル人は、このアスタルテ=アシュタロテを礼拝し、神の怒りを招いた。

またイスラエル人は、主の目の前に重ねて悪を行ない、バアルや、アシュタロテ、アラムの神々、シドンの神々、モアブの神々、アモン人の神々、ペリシテ人の神々に仕えた。こうして彼らは主を捨て、主に仕えなかった。(士師記10・6)

エジプト名イシスの子供がホルスである。

イルミナティの「万物を見通す目」は、ホルスの目とも呼ばれる。

カトリックのマリア崇拝の原型は、このイシスである。

イシスは永遠の処女であり、オシリスの死後、処女のまま神(ホルス)を身ごもったとされ、「天上の聖母」「星の母」「海の母」などさまざまな二つ名を持った。…やがてキリスト教の隆盛とともに、マリア信仰に取って代わられた。「ホルスに乳を与えるイシス女神」像などが、イエスの母・マリアへの信仰の元になったといわれる。エジプトにコプト派キリスト教が広まると、イシス神殿は聖母マリアを祀る教会として使用された。イシス信仰は7世紀まで続き、果てはブリテン島にまでも広がった。
(Wikipedia―イシス)

イルミナティがホルスの目を象徴として利用するのは、それがイエス・キリストのライバルだからである。

つまり、イシスとホルスは、マリアとイエスに対抗している。

もちろん、われわれはマリアを崇拝しないので、マリアとイエスの型にこだわりはない。

それは、ローマ・カトリックが異教を取り入れた結果生まれた象徴である。

しかし、イルミナティ側は、それを利用して、自分たちの意志、すなわち、「偽メシア」の擁立を暗示している。

米ドル札の「ピラミッドと目」は、イエス・キリストの世界支配を退けて、サタンの世界支配を確立することの宣言である。

どうして人工知能エンジンの名前に「偽メシアの母」の名のアナグラムを使ったのか。

偽メシアの母とは、黙示録の大淫婦である。

すると、御使いは私にこう言った。「なぜ驚くのですか。私は、あなたに、この女の秘義と、この女を乗せた、七つの頭と十本の角とを持つ獣の秘義とを話してあげましょう。(黙示録17・7)

ここで「獣に乗る大淫婦」が登場する。

これは、古代の異教に多くみられる獣に乗る女というモチーフに由来する。

そこにおいて、この女とは、エウロパ=イシス=イシュタルである。

イルミナティは意識的に黙示録を成就させようとしている。

彼らは本気で黙示録が未来に関する書物であると信じているのかもしれないし、もしくは、クリスチャンに「黙示録の記述どおりにものごとが進んでいるので、やはり黙示録は未来を預言した書物だ。ということは、反キリストの世界支配は必ず成就する。この世界をあきらめよう。再臨を待とう」と信じさせたいのかもしれない。

私は後者であると考えるが。

イルミナティは、Siriも黙示録の成就とみなしているのかもしれない。

 

 

2015年10月31日



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