結婚を神聖に保て
また『だれでも、妻を離別する者は、妻に離婚状を与えよ。』と言われています。
しかし、わたしはあなたがたに言います。だれであっても、不貞以外の理由で妻を離別する者は、妻に姦淫を犯させるのです。また、だれでも、離別された女と結婚すれば、姦淫を犯すのです。(マタイ5・31-32)
不倫は、結婚契約の解消である。
なぜならば、肉体関係を通じて、人は相手と契約を結ぶから。
男性性器は礼拝者のシンボルであり、女性性器は神殿のシンボルである。
だから、子宮という名前はまさにふさわしい。「宮」=神殿なのである。
性交は、礼拝者が神殿に入って礼拝をする行為、つまり、契約を結ぶ行為である。
この礼拝を通じて、礼拝者と神が契約的に一体化する。
だから、聖書において、姦淫は、偶像礼拝の象徴である。
偶像礼拝をすると、礼拝者は悪霊と一体になる。
いや、彼らのささげる物は、神にではなくて悪霊にささげられている、と言っているのです。私は、あなたがたに悪霊と交わる者になってもらいたくありません。(1コリント10・20)
それ以降、礼拝者は、悪霊に操作されることになる。
礼拝=契約的合一である。
だから、不倫を通じて、人間は悪霊に憑依され、程度が進めば進むほど善悪の区別ができなくなり、人格が異常化する。
配偶者が不倫をすれば、その人は自分との契約関係を解消したと考えられる。
だから、離婚しても罪にならない。
不倫以外において離婚するならば、その配偶者を姦淫者にしてしまう。
なぜならば、結婚関係は実質的に解消されていなから。
その配偶者と結婚する人は、姦淫を犯すことになる。
離婚が成立するには、不倫だけではない。
その配偶者が悪霊と交わるようなことをすれば離婚が成立する。
たとえば、カルトに入信したとか。職業的犯罪者になったとか。
その配偶者は、こういう行為を通じて、悪霊と契約を結び、悪霊と一体化している。
悪霊と契約を結び、一体化する人と結婚関係を続けるならば、自分も悪霊と一体化することになるから、結婚関係を解消できる。
不信者と、つり合わぬくびきをいっしょにつけてはいけません。正義と不法とに、どんなつながりがあるでしょう。光と暗やみとに、どんな交わりがあるでしょう。キリストとベリアルとに、何の調和があるでしょう。信者と不信者とに、何のかかわりがあるでしょう。(2コリント6・14-15)
また、ノンクリスチャンである配偶者が、クリスチャンになることを拒否し、そのために別れたいと言ってきたら、別れることができる。
別れることを望まないならば、結婚関係を継続できる。
…信者の男子に信者でない妻があり、その妻がいっしょにいることを承知しているばあいは、離婚してはいけません。
また、信者でない夫を持つ女は、夫がいっしょにいることを承知しているばあいは、離婚してはいけません。…
しかし、もし信者でないほうの者が離れて行くのであれば、離れて行かせなさい。そのようなばあいには、信者である夫あるいは妻は、縛られることはありません。神は、平和を得させようとしてあなたがたを召されたのです。 (1コリント7・12-15)
結婚は、神の契約を象徴する制度であるから、神聖に保つ必要がある。
2012年10月31日
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