稲荷神社の鳥居が赤いわけ


龍神社の国宝にして日本最古の系図である『海部氏勘注系図』に「豊受大神のまたの名は、アメノミナ力ヌシ、クニノトコ夕チで、その顕現の神をウカ ノミタマ(稲荷神)という。アメノミナ力ヌシは、宇宙根源の大元霊神である。」と記されている。

物部氏の最高神であるアメノミナ力ヌシが顕現した神がウカノミタマである。

この個所は、どうしても、イエス・キリストを連想してしまう。

イエスは、旧約の神ヤハウェの第2位格が受肉し、人々の間に人として顕現された方。

ヤハウェ=アメノミナ力ヌシと考えると、ウカノミタマ=イエス・キリストという図式になる。

紀元前3世紀に来日した物部氏の神は、旧約の神であり、紀元3世紀に来日した秦氏の神は、新約の神であった。

物部氏にはまだイエスは顕現されておらず、ようやく秦氏においてイエスは現れ給う。

物部氏は動物犠牲をささげていたが、秦氏はそれを禁止したという。

秦氏はその代わりに、鳥居を赤く塗った。

イエスの犠牲こそが、動物犠牲の本質だからと。

稲荷神社の鳥居が赤いのは、こういう意味があったのだろう。

 

 

2017年3月4日



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