1.
恵みの契約を通じて、クリスチャンは、イエス・キリストにあって、
(1)罪を赦され、
(2)すべての律法を守ったとみなされ、永遠の命と相続にあずかることができる。
(2)によって、クリスチャンは、地上において次の恵みにもあずかる。
(3)王、祭司、預言者の三重の地位に就ける。
われわれは、地球の支配者である。
それゆえ、真の世界政府とは、クリスチャンが王である有機的統合体、つまり、エクレシアである。
イルミナティが作ろうとしているのは、偽の世界政府である。
これは失敗が運命づけられている。
もともと2012年に誕生するはずであったが、いまだにできていない。王族連合の幹部によると、今では、2030年を予定しているという。
世界政府ができれば、人口削減が行われる。
彼らが計画してきた第三次世界大戦もいまだに起こっていない。
計画は頓挫している。
なぜか。
彼らは王ではないからだ。
真の王は、イエス・キリストであり、クリスチャンである。
われわれが王なので、われわれが祈ると、彼らの計画はご破算になる。
2.
恵みの契約によって、イエス・キリストが現在おられる「天の聖所」にわれわれも入った。
キリスト・イエスにおいて、ともによみがえらせ、ともに天の所にすわらせてくださいました。(エペ2・6)
また、やぎと子牛との血によってではなく、ご自分の血によって、ただ一度、まことの聖所に入り、永遠の贖いを成し遂げられたのです。
キリストは、本物の模型にすぎない、手で造った聖所に入られたのではなく、天そのものに入られたのです。そして、今、私たちのために神の御前に現われてくださるのです。
こういうわけですから、兄弟たち。私たちは、イエスの血によって、大胆にまことの聖所に入ることができるのです。(ヘブル9・12, 24、10・19)
聖所は、洪水前の世界におけるエデンの園の型である。
エデンの園は、エデン山の中腹にあった。
つまり、われわれは、平野を見渡すことができる王宮に住んでいる。
エデン山の山頂におられる神に任命されて、地上を支配する王になった。
パレスチナもエデンの園の型である。
ヨシュアに率いられたイスラエルの民は、パレスチナというエデンの園に入った。
つまり、イスラエルの民は、世界の王になった。
聖所もパレスチナの地も、そして、エデンの園も、すべて「天の聖所」の型であり、物質的模型である。
世界の真の支配者であるイエス・キリストが「天の聖所」に入られたときに、クリスチャンもそこに入った。
それゆえ、クリスチャンは、神の代理支配者(副官)として、世界を支配している。
世界はクリスチャンを中心に回っており、歴史は、クリスチャンを中心に動いている。
3.
モーセ契約は、恵みの契約の一部である。
それゆえ、モーセ律法は、イスラエルを中心に世界を再編するためのマニュアルである。
このマニュアルは、イエス・キリストが超民族的な大祭司となってから、超民族・超時代的なものに変化した。
律法の本質を学び取り、それを、各民族、各時代に合わせて適用することによって、クリスチャンは、どのように世界を運営したらよいか知識を与えられる。
今流行している心理学や教会成長学は、敵が送り込んだ知恵である。
われわれにとって必要なのは、これらの偽マニュアルではなく、真のマニュアルである律法の研究である。
4.
バベルの塔は、偽エデン山であった。
山頂にはルシファーがいた。
中腹に偽エデンの園があり、そこから世界を支配する計画であった。
しかし、神はそれを破壊され、人々をばらばらに散らされた。
EUの会議場はバベルの塔を模して造られている。
偽神の国であるEUは崩壊する。
国連もバベルの塔である。
国連大学ビルはイルミナティの「ピラミッドと目」の形をしている。
サタンによる世界統一は失敗する。
なぜならば、イエス・キリストが十字架につかれ、世界の支配者になられたので、ライバルはことごとく滅ぼされるからである。
イルミナティの時代の後に、クリスチャンの時代がやってくる。
クリスチャンが、自らの使命を再確認することによって、このことは可能になる。