ものみの塔とオカルトコネクション


「ものみの塔(エホバの証人)」は、イルミナティ=ローマ・カトリック=イエズス会=グノーシスのオカルトコネクションに属する団体であり、世界政府樹立を妨害する正統派キリスト教を弱体化させるために作られた異端である。

1.

世界を動かす秘密結社スカル・アンド・ボーンズの創立者ウィリアム・ハンチントン・ラッセルは、イルミナティの13血族の一つラッセル家の一員であった。

キリスト教系新興宗教「ものみの塔」の創設者チャールズ・テイズ・ラッセルも、この一族の出身である。

つまり、ものみの塔はスカル・アンド・ボーンズの兄弟なのである。

その証拠に、ものみの塔の幹部とスカル・アンド・ボーンズの間に密接な関係があることがわかっている。

Daniel Lazar, Bloodlines Of The Illuminatiによると、


初期の「ものみの塔」の重要なリーダーの2人はバンディ家に属していた。一人は、ウォルター・H・バンディで、1909年5月29〜31日の旅行で、チャールズ・テイズ・ラッセルとともに渡英した。もう一人は、エドウィン・バンディで、20世紀初頭にベテル本部に勤務し、ものみの塔のために、1906年から1910年まで全米ツアーを行った。

バンディ家は、ラッセルと同じくイルミナティ13血族の一つであり、スカル・アンド・ボーンズとのつながりが強い。

フレデリック・マックジョージ・バンディ・・・スカル・アンド・ボーンズのメンバー(1921年に入会)。North Atlantic Fillet Council会長。

ハリエット・ローウェル・バンディ・・・スカル・アンド・ボーンズのメンバー ギャスパー・ダンドロット・ベリンと結婚した(ハリエットの兄弟とともに1939年に入会)。

ハーヴェイ・ホリスター・バンディ (1888年-1963年) ・・・スカル・アンド・ボーンズのメンバー(1909年に入会)。

ヘアリー・W・バンディ・・・フリーメイソン、サタニスト、合衆国薔薇十字団の達人(9階級)。

キャサリン・ローレンス・バンディ・・・ハーベイ・ホリスター・シニアの娘。

マクジョージ・バンディ(1919年) ・・・スカル・アンド・ボーンズ (1940年に入会)、CFRメンバー。フォード財団理事長。ビルダーバーガー。ケネディ、ジョンソン両大統領の補佐官 (国家安全保障担当) 。

ウィリアム・パットナム・バンディ(1917年~)・・・スカル・アンド・ボーンズ(1939年入会)、CFR、CIA(1951年から61年。かつてエージェントであったが、今もエージェントである)、CFRの雑誌Foreign Affairsの編集者(1972)、ビルダーバーガー、国務副長官極東問題担当(64-69年)。国家目標大統領委員会委員長(1960年)。MIT(1969-71年)教授。ワシントンD.C.のイルミナティ・エリートの多くを代表する法律事務所Covington & Burlingに所属。
(前掲書)

2.

われわれの翻訳聖書が依存しているネストレのギリシア語聖書は、ものみの塔の新世界訳と、依拠する写本が同一である。すなわち、それはシナイ写本とバチカン写本である。これらは、ウェストコットとホートが「最古であり、それゆえ、最善」と評価し、採用したものである。現代のほとんどの翻訳聖書はこれらの写本に基づいている。

しかし、これらは、非常に毀損されており、問題のある写本である。

ほとんどの神学校で教えられてきたこととは異なり、これら2つの写本は無価値で、絶望的に壊れている。1800年代半ばから後半に活躍した聖書学者のジョン・バーゴン学長は、これらの写本について「写本BとAleph[つまり、バチカン写本とシナイ写本]のテキストの不純さは、意見の問題ではなく、事実の問題である」1と述べた。
https://www.preservedword.com/content/the-unreliablitity-of-the-alexandrian-manuscripts/

またそれらは、起源においても問題がある。

これらの文書はどちらも起源が怪しい。一部の学者の推測によれば、どちらか一方または両方とも、作者はカエサレアのエウセビオスであり、コンスタンチヌス皇帝の命令で制作された2。もしこれが本当なら、これらの写本は、聖書を文字通りではなく寓意的に解釈することで知られているエウセビオスの師アレキサンドリアのオリゲネスと関係があるということになる。学者たちは、これらの写本をアレキサンドリア[型]写本と呼び、エジプトのアレキサンドリアと関連付けてきた。アレキサンドリアは、グノーシス主義やアリウス主義のような初期の異端が活動していた地域である。いずれも4世紀の半ばから後半にかけてのことである。
https://www.preservedword.com/content/the-unreliablitity-of-the-alexandrian-manuscripts/

バチカン写本とシナイ写本が仮にエウセビオスの作としても、グノーシス主義やアリウス主義の異端との関係性が浮かんでくる。

3.

新世界訳は、ウェストコットとホートのテキストを採用しているだけではなく、イエズス会士が編纂したテキストも採用している。

1950年版のまえがきに次のように記されている。

一般的に新約聖書と呼ばれるギリシア語聖書の原典は、霊感を受けている。これらの聖典の他言語翻訳は、霊感を受けていない。新世界訳の底本として用いたギリシア語テキストは、その卓越性の故に広く受け入れられているウェストコットとホートのテキスト(1881年)である。しかし、我々はD・エバーハード・ネストレが用意したものだけではなく、他のテキストも考慮に入れた。それには、スペインのイエズス会の学者ジョセ・マリア・ボヴェルが編集した本文や、他のイエズス会の学者A・メルクが編集した本文も含まれる。

もちろん、イエズス会はグノーシス主義者である。

写本もグノーシス、編集テキストもグノーシス。

ものみの塔の聖書は、グノーシス主義のそれと言えよう。

 

 

2019年7月2日



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