神は契約の箱の上から世界を統治しておられる


世界で何が最も大切か?

それは、聖書を読めばわかる。

神は、どこにおられたか。

幕屋と神殿の中だ。至聖所の中。契約の箱の上。

神は、契約の箱の上からイスラエルを支配された。

神は世界の支配者でもあられるから神は契約の箱の上から世界を支配しておられた。

さて、これは何を意味するだろうか。

そう。

世界の中心は、契約なのだ。

神は契約を軸に世界を裁いておられる。

神は、契約の箱の中の契約の二枚の板に基づいて世界を支配される。

契約の二枚の板は、一枚は神用、もう一枚は人間用だ。

賃貸契約と同じ。契約書を一枚ずつ当事者が所有する。

神と人間は、契約を結んでいる。

だから、神は、その契約に従ってわれわれを裁かれる。

賃貸契約で、契約書に禁止されている事柄を行えば、何らかの罰則がある。

損害賠償とか、契約解消とか。

それと同じように、神との間で結んだ契約に違反すれば、われわれは裁かれる。

さて、この世の学問は、契約についてなんといっているか。

「そんな、神の存在とか契約は科学が扱う領域ではないですから。関係ない」と。

この世の学問は、聖書が中心だと述べているものを無視して成立している。

だから、ほとんど無駄なのだ。

学んでも無駄。

もちろん、聖書契約の知識をしっかりと持ったうえで、世の中がどのような誤謬を信じているか知るためにはよい。

しかし、われわれにとって重要なことがことごとく抜けている。

全体的に的外れ。

だから、クリスチャンが子弟に世俗教育をほどこして、聖書教育を施さない場合に、重要な教育の義務をまるではたしていないということになる。

クリスチャンの両親が、神に対して本当に責任を負うには、契約を教えるべきだ。

神と人間がどのような契約を結んで、それを守った場合、守らなかった場合、どのような結果が待っているのか、教えるべきだ。

十戒を一つ一つ教えるべきだ。

これが、本当の教育である。

算数や国語、英語、諸学は、その周辺の勉強だ。

青山学院でも神学部が廃止になり、ミッションスクールですら、宗教を軽視する傾向があると聞く。

どれだけ世界は的を外しているか。

このような的を外した教育を受けた子供が今大人になって、賄賂を受け取り、裏金を作り、外国の利益のために働く政治家になっている。

恥ずべきことを恥ずべきと自覚できないカタワ者がリーダーになっている。

神は契約の箱の上から世界を統治しておられることをいつも忘れないようにしよう。

 

 

2012年5月28日

 

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