デフォルト危機にある米国の救済は日本が世界の基軸国になる予兆なのか?


本日付の板垣英憲氏のニュースレターによると、米国は、昨年8月と12月に二度のデフォルトの危機に遭ったが、あと10時間というぎりぎりのところで日本の保証により救われたという。

ウォール・ストリート・ジャーナルは、2011年 8月3日午前6時39分「米、デフォルト回避―債務上限引き上げ法案にオバマ大統
領署名」という見出しで次のように配信した。


「米政府債務上限引き上げ問題はデフォルト(債務不履行)回避期限の2日、オバマ大統領が引き上げを認める与野党妥協案を上院通過後直ちに署名して法案は成立した。この結果、米国は期限までわずか10時間を残しデフォルト転落を免れた」

土壇場で米連邦政府債務上限法が成立し、デフォルトを回避できた。

しかし、2011年12月に再度デフォルトの危機がやってきた。

オバマ大統領は、FRBに借金を申し込んだが、ディビッド・ロックフェラーは、2011年秋に失脚し、ロックフェラー家は力を失っていた(後継者ジョン・デビッドソン・ロックフェラー4世も元気がない)。

そこで、もう一人の株主であるロスチャイルド財閥の総帥ジェイコブ・ロスチャイルドに頼んだが、FRBには資金調達するための担保となる「本物の金塊」がなく、あるのはタングステンに金メッキした偽物だけ。しかも、これが偽物であることはすでに知れている。

代替品として米国土の埋蔵石油や農産物を担保にしようとしたが、まだ金塊ほどの担保力はない。

最後の頼みの綱として、オバマ大統領は、日本政府に救済を求めた。

日本が膨大な金塊を保有していることは国際的に知られており、それゆえ信用力がある。

返済不能の場合は、日銀の金庫にある金塊の1部を提供することになるが、日本は、この金塊のほかにも、鹿児島県伊佐市の住友金属鉱山「菱刈金鉱山」で金がどんどん採掘されているので問題はない。

米国国防総省は、野田に「米軍兵士の給料をかわって払ってほしい」と依頼した。

日本が米兵の給料を払うとなれば、米軍は日本の軍隊になり、米兵は傭兵ということになる。

以上の情報が正確であるとしたら、今、世界の権力構造に重大な変化が生じていることになる。

米国への支援は、日本が世界の基軸国になる予兆ではないか。

 

 

2012年11月8日



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