安心して身を任せられる国など存在しない
ISILの一連の事件は、米国が日本に軍事力の一部を負担させるために起こしたものではないかと思う。
米国は経済的に軍を維持することが難しい。
世界戦略を続けるには、日本を参加させる必要がある。
集団的自衛権も米国が期待しているのだろう。
これに対して、日本が軍事力を強めることを嫌う中国のエージェントたちは、集団的自衛権を行使できないために様々な工作を行っている。
安倍下ろしはその一つだ。
私は日本が米国の戦争に付き合わされることを嫌うが、しかし、このまま集団的自衛権を持てない状況で、米軍が弱体化し、アジアから引き上げ、しかも、核武装もしなければ沖縄を取られ、奄美を取られ、九州を取られ…ということになる。
どちらに転んでもひどいことになる。
それで、中国を選択するよりは米国を選択するほうがいいと考える。
なぜならば、中国は反日だからだ。
反日教育を受け、占領されたら何をされるかわからない。
米国が日本を占領することはないだろうが、中国はやりかねない。
それに、アメリカは次世代の若者の中に大統領になれる人物がいない。
政治的にも弱くなるのは目に見えている。
かつてのような過酷な搾取は減るだろう。
その隙間を狙って、独立するのがいい。
安倍さんがやろうとしているのは、日本が対イスラムをきっかけに世界政治の中で他の大国と並んで指導的な地位を占めることにあるのではないか。
第二次世界大戦前の状態に返り咲くこと。
そのために今回、テロの人道支援にコミットしようとしたが、軍事的な支援というニュアンスがついた一歩進んだ発言になったのだ。
それがISILを刺激し、テロを招いてしまったわけだが。
陰謀論の中でアメリカ陰謀論を説いて、中国陰謀論をバイパスするようなものは、全部中国のエージェントである。
騙されてはならない。
われわれの周りは全部敵と考えてよい。
安心して身を任せられる国など存在しない。
2015年2月5日
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