トランプ大統領が金本位制への復帰に賛成


ドナルド・トランプ大統領は、金本位制への復帰は「非常に難しいだろうが、諸君、素晴らしいことなのだ」と宣言した。

経済学部の学生は「1971年に米国が放棄した金本位制への復帰は、米国にとって好ましい財政政策ではない」と教えられている。しかし、トランプや他の多くの人はこの見解に異を唱えている。

トランプ大統領はGQとのインタビューで、「金本位制への復帰は非常に難しいだろうが、諸君、素晴らしいことなのだ。お金を下支えする土台が得られるのだから。」と語った。

トランプは金を愛する

トランプの金に対する熱意は、1970年代にまで遡る。 1975年に米国が金の民間所有を合法化したとき、彼は貴金属に対して積極的に投資するようになった。
当時、1オンスの買い取り価格は約185ドルだったが、トランプは1オンス当たり780ドルから790ドルの間で売却したことを認め、この儲かる投資を「建設業よりも簡単だ」と述べた。

なぜ金本位制なのか?

トランプ大統領のほかにも、米国を金本位制に戻すことに関心を持つ人々がいる。テッド・クルーズ、マイク・ハッカービー、ベン・カーソンをはじめとする共和党員はみな、金本位制への支持を宣言してきた。クルーズはこの3人の中で最大の支持者である。

国民の間にも、金本位制への復帰を強く支持する人々がいる。ギャラップの2015年の世論調査によると、回答者の39%が米国を金本位制に戻すことを承認したのに対し、承認しなかった人はわずか15%であった。・・・

アメリカの消費者は、連邦政府の赤字の加速度的な増加と、国家債務が20兆ドルという法外な額に膨れ上がったことに対して、うんざりしている。ドルを交換する場合、必要に応じて、手元に金を保有しなければならないため、連邦準備制度理事会の資金調達能力は制限され、年間の債務の額も抑制される。

トランプ大統領と多くの専門家は「金本位制こそ、アメリカが、借金から抜け出すための、あるいは最低限、連邦予算のバランスをとり、連邦準備制度に責任を持たせるための切札である」と考えている。

https://nworeport.me/2017/12/02/president-trump-return-to-gold-standard-would-be-wonderful/

 

 

2017年12月3日



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