TPPでインターネット規制が始まる


1.


https://www.youtube.com/watch?v=tOBSlCHVsv0

2013/07/01 インターネット規制も織り込むTPP秘密交渉の実態 〜山田正彦 元農水大臣・参議院選挙出馬表明および苫米地英人「反TPP本」出版発表 共同記者会見

ネット規制が始まれば、イルミナティ批判などひとたまりもない。

悪魔のやりたい放題になる。

条約は国内法に優先するなどというとんでもない議論が通用しているが、騙されてはならない。

これはグローバリストの嘘。

日本は、主権在民を憲法にうたう国。

なぜ条約によって憲法が制約を受けるのか。

TPP以降、主権在民ではなく、主権在グローバリストに。

われわれが何かグローバル企業の批判を書き込むと、その企業がその書き込みに対して「権利を侵害された」と訴える。

ISD条項は、外国投資家が日本の裁判所を回避して国際仲裁に訴えることを認めるので、憲法によって守られている表現の自由は無視され、書き込みをした人が賠償するはめに。

誰も怖くて書き込みができない。

実質言論統制が進み、イルミナティによる恐怖政治が始まる。

2.

TPPの秘密交渉には、われわれの代表である政治家が参加できない。

つまり、ここでわれわれの主権がすでに侵害されている。

なぜ激怒しないのか。

マスコミが騒がないと、騒がないという習性が染みついているから。

自分の頭で考えることを長い間の3S政策によって封じられてきたから。

聖書という偏りのない書物から直接的に考える訓練ができているクリスチャンだけが、この縛りから解放されている。

安保法制などに騒いだ左翼は、TPPについて騒がない。

グローバリストとグルだからでしょう。

つまり、あれは、プロレスだった。

筋書のあるなれ合いの試合。

大きな問題で騒いだ後に、本丸を出してきた。

本丸については、騒がないので、国民は、これは大した問題ではないと錯覚する。

完全な心理操作。

3.

TPPの秘密交渉に参加できるのは交渉担当者のほか、米国では600社の代表者である顧問弁護士。

この「秘密保持契約」の中身について、ニュージーランドのTPP主席交渉官は「交渉文書や各国の提案、関連資料を入手できるのは、政府当局者のほかは、政府の国内協議に参加する者、文書の情報を検討する必要のある者または情報を知らされる必要のある者に限られる。また、文書を入手しても、許可された者以外に見せることはできない」とし、さらに「交渉文書は協定発効後四年間、秘匿される」となっていることを暴露した。国会議員は「政府当局者」ではないので交渉文書を入手できない。また民間人でも利害にかかわる者は交渉文書を見ることができ、事実上交渉に参加できる。アメリカでそれができるのは、通商代表部と600社の企業顧問である。
http://www.h5.dion.ne.jp/~chosyu/houritukaetomiubaudaikigyounojiyuu.html

つまり、この交渉そのものが、これらの企業の利益のためにのみ存在するということ。

私は米国憲法会議を想起する。

憲法会議は、秘密裏に行われた。

参加したのはフリーメイソンの政治家。

出来上がったのはフリーメイソンの憲法。

The Most Successful Fraud in American History(アメリカ史において最も成功した詐欺)という題でゲイリー・ノースが次のように述べている。
http://www.lewrockwell.com/north/north445.html

最も成功した詐欺を働いたのは、ジェームズ・マジソンとその仲間たちだ。

1. 詐欺を計画・実行した人々はその後、犠牲者たちから、「英雄」、「天才」と呼ばれ、「アメリカ人の福利にとって欠くことのできない人物」として賞賛された。

マジソンは、一般に「憲法の父」と呼ばれている。これは正しい。1787年に憲法会議が開催された。この会議は

(1)ドアの内側から鍵を閉め、一般人やマスコミをシャットアウトした。

(2)出席者は、あらかじめいくつかの議会から正式に出されていた禁止命令を破り、連盟規約(アメリカ合衆国を結成した初期13州の最初の憲法)の条項を「改定」するのではなく、「置き換え」た。

(3)連盟規約に反して、この非合法の文書を批准した。マジソンは現場にいて、この会議の運営に携わった。当時誰もがそのことを知っていた。

2. 共謀者たちは、秘密厳守の誓いによって拘束されていた。彼らは死ぬまでその誓いを守った。また、証拠の書類が残っていないため、歴史家はそれについて調査できない。

会議の出席者は、閉じられた扉の向こうで行われていたことをけっして明かさなかった。会議の反対者であったメリーランド州のルーサー・マーチン(独立宣言の署名者)は、開催期間中ずっと会議の計画に反対していた。彼がメモした討論の内容は、会議の最後の生存者マジソンの死後2年たった1838年まで出版されなかった。

マーチンのメモは、同じく会議の内容に反対していた出席者ロバート・イェーツのメモといっしょに出版された。題名は『1787年憲法会議における秘密討論』であった。

今日、この書を読む大学院生はほとんどいない。まして一般大衆が読むはずもない。このような重大な意味を持つ文書がインターネット上で自由に閲覧できるようになれば、歴史における記憶の空白は容易に埋められるだろう。

マジソンは自分のメモをジョージ・ワシントンに渡し、ワシントンは自宅に持ち帰った。マジソンは、それを渡すようにワシントンを説得できる人間はいないと確信していた。彼のメモが出版されたのは1845年のことである。

イェーツやマーチンのような反対者に、メモの出版を断念させたのは、いったい何だったのだろうか。それは、明らかに、秘密厳守の誓いであった。これについて歴史家はほとんど沈黙している。当時、宣誓は非常に重大なことと考えられていたのである。

3. この詐欺行為の性質は批評家の間では明らかであり、彼らは詐欺が行われた当時この事実を公開したのだが、被害者である大衆の大半はそれを信じなかった。

反連邦主義者は、この秘密の会議と、そこで作成された憲法に対して多くの批判文を書いた。しかし、会議を是認したすべての州において、連邦主義者が勝利した。マジソンは、最も優れた政治的組織家であった。さらに、彼はおそらく、歴史上最も成功した政治理論家でもあった。

彼は憲法会議のメモを取り、死ぬ直前にそれを改訂した。歴史家による記録書は、このメモに基づいている。ソロンもリュクルゴスも理論書を残さなかったが、マジソンは残した。この点においてマジソンに近いのは、レーニンぐらいである。しかし、レーニンが陰謀的革命によって作り出したものは、4分の3世紀しか続かなかった。

4. 時とともに批評家たちの否定的な評価は人々の脳裏から消え去り、この詐欺の被害者の子孫は「これは詐欺ではなく、実は偉大な計画であり、我々が守るに値するものである」と考えるようになった。
http://www.millnm.net/qanda3/731EsFLNAf2U42736.htm

TPPが合衆国憲法の作成会議のように秘密会議で決められているという事実は、それがきわめて重要かつ邪悪であることを示している。

TPPが成立し、発効したら世界はまったく変わる。

 

 

2015年10月28日



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