聖書によって生活を方向づけられるべきだ


(1)
デフレ脱却にはお金を回す必要がある。これには、投資が必要である。

企業が投資を行わないのは、将来への不安があるからである。

将来において需要が拡大すると分からないので内部留保する。

個人も貯蓄に走って消費に向かわないのは、将来への不安があるからだ。

つまり、企業も個人も将来の不安があって、そのために全体としてデフレから脱却できない。

ここ20年の政権に決定的に欠けているのはビジョンである。

日本をどういう国にしたいのか。

「美しい国」とか意味不明なものではなく、「アジアの秩序維持をリードする」とか、世界平和のために貢献するとか。富国強兵でもいい。

どこに向かっているのかわからない船に乗っているような感じがする。

このビジョンの欠如があるから、少子化も起こるし、デフレにもなるのだと思う。

(2)
人間には、大きな使命感が必要である。

自分がやっていることに価値を見いだせないと、漂流する。

日本の戦後は、日教組によって「日本は悪い国」とすりこみが行われてきた。

そのために、日本人としてプライドを持てなかった。

このようなマイナス思考から脱却するには、正しい歴史認識が必要である。

その意味で、世界に働く陰謀の力を知り、世界大戦がなぜ起きたのか、太平洋戦争がなぜ起きたのか、日中戦争がなぜ起きたのか正しい理解を持つべきだ。

そして、正しい自信を持つこと。

日本に対する覇権を狙う中韓は、これを一番嫌っている。

日本人が自虐史観を持つことを期待している。

そうすれば、エネルギーを殺いで、しかも、賠償金も取ることができる。

ユニクロの柳井社長とか、伊藤忠の丹羽のような売国奴が生れるのは、日本人としてのプライドを持つことを否定する教育を受けてきたからだ。

売国奴を排除する一番の方法は、正しい歴史理解である。

(3)
もっとも正しい歴史理解は、聖書を土台とするときに与えられる。

聖書は、判断の基準であるから、われわれは、聖霊の助けを受けながら、聖書から正しく歴史を解釈できるようにならなければならない。

明日2012年12月21日にマヤ暦が世界の滅亡を示しているとかヨタ話に人々が揺れるのは、聖書の正しい歴史観を持っていないからだ。

聖書では、人類の歴史は終わらない。

人間存在は、半直線のようなもので、誕生した人は永遠に存在し続ける。

それが天国においてか、地獄においてかの違いはあるが。

世界は、キリストの主権の確立に向かって進展している。

そして、キリストの契約に属する者、つまり、クリスチャンが世界を支配する方向に向かっている。

これは、神が永遠の昔に決定したことだから、変えることはできない。

すべての歴史上の出来事はすべて決定されていて、神の国が拡大し、クリスチャンが勝利者になることはあらかじめ決まっていることなのだから、サタンはどうあがいても主権を取れない。

サタンとその一派は、無駄な試みをしている。

われわれは、この神の国建設の一翼を担うものとして祈り、活動しなければならない。

このような目標、目的を持つならば、個人の些末な事柄で一喜一憂していられない。

将来の不安から貯金ばかりして、それを神の国のために使わないで一生を終るなんていう無駄な人生を避けることができる。

企業も、内部留保などという企業らしからぬことをして無為無策に陥ることもない。

神はわれわれに「投資せよ!」と常に命令されている。

投資して、神の国を拡大せよと。

強烈な方向付けを与えられているのだから、われわれは、精神の悩みなどに陥っていられないのだ。

つねに動いて働けばいい。

サタンは、われわれを悩みの中でぐるぐる回ることを期待している。

自分の悩みなどは、建設的な仕事をして目標を持って生きていれば自然に消えるものなのだ。

6日働いて1日休め、という命令を守っていれば精神は健全に保たれる。

信仰がないと1日休めないので、疲労が蓄積する。

われわれは神の導きのもとでやれば、何をしても成功するのだ。

神の国がどの程度進展するかは神にお任せし、自分のやるべきことをやればいい。

 

 

2012年12月20日



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