イルミナティが日本人を「神の民」と呼ぶ理由


久保有政氏によると、高天原とは「タガーマ州ハラン」という現在のトルコ南東部の地。タガーマは古代トガルマ族の地。この説を最初に唱えたのは、著名な日猶同祖論者小谷部全一郎である。

ラッシュドゥーニーの先祖が王として統治していた、アララテ山を中心とするウラルトゥ王国のすぐ近くにあった。

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イスラエル民族の父祖アブラハムは、ウルから出て、ハランに住み、そこからパレスチナにやってきた。

アブラハム(アブラム)の時代にすでにヘブル人がいた


「ひとりの逃亡者が、ヘブル人アブラムのところに来て、・・・」(創世記14・13)

つまり、アブラハムはヘブル人の一員であった。

彼は、イスラエル人の祖先であって、ヘブル人の祖先ではない。

アブラハムは、イサクがカナン人の女をめとることを嫌い、ヘブル人の中から嫁を選んだ。


「アブラハムは年を重ねて、老人になっていた。主は、あらゆる面でアブラハムを祝福しておられた。
そのころ、アブラハムは、自分の全財産を管理している家の最年長のしもべに、こう言った。『あなたの手を私のももの下に入れてくれ。
私はあなたに、天の神、地の神である主にかけて誓わせる。私がいっしょに住んでいるカナン人の娘の中から、私の息子の妻をめとってはならない。
あなたは私の生まれ故郷に行き、私の息子イサクのために妻を迎えなさい。・・・』」(創世記24・1-4)」

そこで、アブラハムが嫁選びに従者を送ったのがハランのあったパダン・アラムであった。

「イサクが、パダン・アラムのアラム人ベトエルの娘で、アラム人ラバンの妹であるリベカを妻にめとったときは、四十歳であった。」(創世記25・20)

イサクも、息子ヤコブにカナン人の女を息子にめとらせることを避けるために、パダン・アラムに行って同族から選ぶように手配した。

「さあ、立って、パダン・アラムの、おまえの母の父ベトエルの家に行き、そこで母の兄ラバンの娘たちの中から妻をめとりなさい。
こうしてイサクはヤコブを送り出した。彼はパダン・アラムへ行って、ヤコブとエサウの母リベカの兄、アラム人ベトエルの子ラバンのところに行った。
エサウは、イサクがヤコブを祝福し、彼をパダン・アラムに送り出して、そこから妻をめとるように、彼を祝福して彼に命じ、カナンの娘たちから妻をめとってはならないと言ったこと・・・」(創世記28・2, 5-6)

つまり、ハランはヘブル人の地であり、カナン人のいない地であった。

カナン人はノアに呪われた民族であり、後に悪魔崇拝を行うようになった。

仮に高天原がハランを指すとすれば、高天原とは「悪魔崇拝者カナン人の影響のない地」=「悪魔のいない土地」=「天国」ということになる。

カナン人と混血しない純粋な民族が、高天原から出て、一方はイスラエル人に、他方は大和民族になった。

イルミナティが、日本人を「神の民」と呼ぶのはこのような背景があるからではないだろうか。

 

 

2016年4月20日



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