尖閣の一連の流れを指揮したのは外交のど素人滝野官房副長官だった
尖閣の一連の騒動を指揮していたのは、菅や前原ではなく、実は、自治省出身の、外交ド素人の滝野官房副長官だった。
http://www.youtube.com/watch?v=kNRF7uqW8O4&feature=player_detailpage#t=314s
以下、まとめる。
ジャーナリストの山村明義氏曰く、政府の中枢にいるディープスロートから、尖閣の事件の本当のいきさつを教えてもらった。
船長を拘束した直後に、官邸で対応策の話し合いがあった。
官房長官、副長官、関係省庁の局長クラスが菅の登場を待っていた。
どてらを着て汚い格好で現れた菅は「何を話し合っているんだ。これは、俺が決めるんだ。」といった。
いろんな案が出た中で、一番しゃべったのは前原。逮捕を主張した。仙谷は逮捕に反対。前原はしゃべるにいいだけしゃべって、とっとと帰っていった。
仙谷が残されて、頭をかかえていた。菅に相談したが、「俺が決めるんだ」といっていたのに、ぜんぜん決められない。
結局、あの一連の対応策を決めたのは、滝野官房副長官だった。で、なぜあれを彼が決めなければならなかったかという正当な理由がまったくない。
自治省出身の、国内の案件しか扱ったことのない人間に、あの外交上きわめて重大な問題を処理させた。
この話は、菅内閣の象徴的な話だ。
1971年 : 東京大学法学部卒業、自治省入省
1987年 : 福井県総務部長
2002年 : 自治税務局長
2003年 : 大臣官房長
2004年 : 自治財政局長
2006年 : 総務審議官
2007年 : 総務事務次官
2009年7月 : 退官
2009年9月16日 : 内閣官房副長官(鳩山由紀夫内閣)
2010年6月8日 : 内閣官房副長官(菅直人内閣)
2011年2月22日
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