不換紙幣発行は実質的に略奪である
ある知人が、子供が通う幼稚園で知り合った親からある物件を紹介された。
それは、自分のもので4千万円で売ると持ち掛けた。
蓋を開けてみると、それは裁判所の競売にかかっていた。
書類不備のため、弁護士を雇って交渉したが、4千万は戻ってこなかった。
親の遺産をすべて失った。
競売にかかっている物件の権利書と交換にお金を受け取ることは、そのお金を盗むことであり、詐欺である。
実質的に価値のない証券を渡して、労働の果実を受け取ることは、略奪である。
不換紙幣を発行する日銀は、実質的に価値のない証券を渡して、労働の果実(国債)を受け取っている。
だから、日銀は略奪している。
日銀の株(出資証券)の55パーセントが政府によって所有されている。
だから、政府は略奪者である。
つまり、政府は税金を取る必要がない。
紙幣を発行すればするほど、略奪の規模は大きくなる。
2015年10月16日
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