日本占領の目的はフリーメイソンの道徳を広めることにあった
1944年に米国陸軍長官ヘンリー・L・スティムソンの任命により、1941年の真珠湾攻撃に関する調査を担当したヘンリー・C・クラウゼンは、後に米国南地区のスコティシュ・ライト最高評議会の最高総司令官になった。
彼は、著書Pearl Harbor: Final Judgement(1992年)において、ハリー・トルーマンとフリーメイソンの関係についてこのように述べた。
ハリー・トルーマンとはじめて会ったときのことを思い出す。調査に協力的であったが、期待していたよりも堅苦しく形式的であった。対応に熱心さが感じられなかった。
そこでこう語り始めた。「あなたがミズーリのメイソンのグランド・マスターだった頃、私は、カリフォルニアのメイソニック・グランド・ロッジのグランド・オラターでした。」
これを聞くや、トルーマンは、文字通り椅子から飛び上がって机の向こうから歩み寄り私の手を強く握り始め、こう言った。
「ヘンリー、徹底して協力させてもらうよ。」
そして、すぐに約束を実行しはじめた。(56-57ページ)
. . . マッカーサーが私にいくつか個人的な質問をしたので、「戦争が始まった頃、私はカリフォルニアのメイソニック・グランド・ロッジのグランド・オラターでした」と答えた。そして、後にトルーマン大統領にもそうしたように、33階級のスコティッシュ・ライト・メイソンになったことに祝辞を述べた。
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彼は、それから1時間ほど私を執務室に引き止め、極東においてフリーメイソンの道徳的原理をどのように広めるべきか語った。
歴史上すべての独裁者は、メイソンを公職から追放しようとした。なぜならば、メイソンは自由を信じるからだと。
彼によれば、ヒトラーが日本人の心に害毒を植え付け、メイソンに敵対するように仕向けたのは、まさにこの理由からだ。日本の憲法がメイソンに加入することを禁じたのもこれが原因だと。
マッカーサーは、「日本に着いたら、将来の憲法からこの規定を取り除くつもりだ」と述べ、実行した。
2010年12月7日
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