クリスチャンがノンクリスチャンと区別がつかなくなると


神はノアの洪水前後、人の寿命を短くされた。


さて、人が地上にふえ始め、彼らに娘たちが生まれたとき、神の子らは、人の娘たちが、いかにも美しいのを見て、その中から好きな者を選んで、自分たちの妻とした。 そこで、主は、「わたしの霊は、永久には人のうちにとどまらないであろう。それは人が肉にすぎないからだ。それで人の齢は、百二十年にしよう。」と仰せられた。(創世記6・2-3)

それまで1000才くらいまで生きていた人々が、120歳ごろで死ぬようになった。

その後、さらに短くなり、日本人も戦国時代には50歳でなくなった。

これは、呪いである。

寿命が短くなるのは、「地を従えよ」の命令を守れなかったことに対する呪いである。(個別に見ると必ずしも、寿命が短い人が神に対して反逆がひどかったことを意味しない)

神は、御心にかなった統治ができる支配者としてわれわれを生かしてくださる。

だから、われわれが御心から離れるならば、総体的に寿命を短くされるのである。

「彼らに娘たちが生まれたとき、神の子らは、人の娘たちが、いかにも美しいのを見て、その中から好きな者を選んで、自分たちの妻とした」というのは、「神の子」つまりクリスチャンが、「人の娘」つまりノンクリスチャンと「美しさ」の理由だけで結婚したということ。

それまで、アベルの系列つまり贖罪信仰の系列が、カインの系列つまりグノーシスの系列から守られ、維持されていたが、ノアの洪水前になると乱れていた。

乱れは、結婚から発した。信仰に基づかない結婚、釣り合わないくびきの結婚がはびこって、「信仰なんてどうでもいい」という風潮になっていた。

そのため、クリスチャンがクリスチャンらしさを失ったので、神は、寿命の短縮と、さらに堕落が進むと、洪水を起こされた。

救われたのは、唯一堕落しなかったノアの家族だけだった。

クリスチャンがノンクリスチャンと区別がつかなくなると、神は裁きを開始される。

われわれはノアの家族の中に入り、箱舟に乗らねばならない。

 

 

2012年7月15日

 

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