1.
太平洋戦争は、米国の版図拡大のためではなかった。
なぜならば、米国は沖縄や小笠原諸島を返還したから。
もしローマ帝国のように勢力圏の拡大のために戦争をやった国であれば、戦争で得られた領土を手放すことはしないだろう。
では、米国の目的は何か。
「民主主義の領域の拡大」である。
つまり「民主化」こそが、米国の戦争遂行の目的である。
イラク戦争でもシリア戦争でも同じ。
米国の戦争目的を領土拡大や石油獲得と見ると、問題の本質を見誤る。
「民主主義を世界中に広めること」こそが米国の存在意義である。
民主主義は、民を神とする「人間教」であり、「人間教」はサタン教である。
サタンはエバに「この実を食べれば、あなたは神のようになれます」と誘惑し、自分を礼拝するようになった。
偶像礼拝はことごとくサタン崇拝である。
私は何を言おうとしているのでしょう。偶像の神にささげた肉に、何か意味があるとか、偶像の神に真実な意味があるとか、言おうとしているのでしょうか。
いや、彼らのささげる物は、神にではなくて悪霊にささげられている、と言っているのです。私は、あなたがたに悪霊と交わる者になってもらいたくありません。(1コリント10・19-20)
米国の兵士たちは、このサタン教を世界に広めるために戦場に駆り出された生贄である。
彼らは、モロク礼拝への犠牲者である。
2.
アメリカという国の本質とは、民主主義=人間教=サタン教を広めるためのエージェントである。
そのため、アメリカ経由のキリスト教は、偽装キリスト教であり、その実体は人間教である。
この偽装キリスト教には、聖書を超える教典がある。
すなわち、それは、「人間理性」である。
彼ら「クリスチャン」は、聖書に厳密にこだわることなく、最終的に人間理性を優先する。
聖書において「世界は六日で創造された」と記されているのに、「〇〇億年だ」という。
聖書よりも科学的成果を権威として尊重するので、彼らは人間教の信者である。
3.
米国は、世界を人間教化するための宣教師であり、戦後日本はその宣教によって「人間教の国」に作り替えられた。
人間教において、超自然的な規範はないので、道徳教育は撤廃された。
教育勅語は廃棄された。
学校では、武士道のように自分の身を律する類の教えは否定され、ただ、知識だけが伝えられた。
ジェンダーフリー、性教育、同性愛教育、ポリティカル・コレクトネス、差別撤廃、愛国心の否定、自虐史観・・・
人間教の目標は、世界政府の実現であり、そのためには、民族国家は消滅しなければならない。天皇は廃位すべきであると。
戦後、このような人間教による洗脳が続いてきた。
しかし、これは、サタンが作り出した偽の宗教なので、いずれ破たんする。
われわれはどこに帰ればよいのか。
聖書である。
聖書的キリスト教に帰るしかない。
4.
日本をもともと支配していた秦氏や物部氏は、キリスト教を信じていた。
秦氏の氏寺である広隆寺はもともと景教の寺院であり、弥勒菩薩像の手は景教の「三位一体」を象徴するハンドサインを作っている。
秦氏の氏社である稲荷神社はそれゆえ景教の神社であり、その象徴である狐の影絵は同じハンドサイン。
日本文化の根底は、三位一体の神を信じるキリスト教である。
だから、日本人は、三位一体神に立ち返るべきである。