慰安婦問題は朝日の捏造である



慰安婦問題が朝日の捏造であるとわかってもなぜ中国や韓国は日本を責め続けるのか。

「慰安婦問題が朝日の捏造」と言ったのは、同社が「吉田清治の『慰安婦狩り』の作り話をあたかも事実であるかのように報道した」と認めて謝罪したからである。

読者のみなさまへ

 吉田氏が済州島で慰安婦を強制連行したとする証言は虚偽だと判断し、記事を取り消します。当時、虚偽の証言を見抜けませんでした。済州島を再取材しましたが、証言を裏付ける話は得られませんでした。研究者への取材でも証言の核心部分についての矛盾がいくつも明らかになりました。
https://www.asahi.com/articles/ASG7L71S2G7LUTIL05N.html

朝日自身がこう証言しているんだから、議論の余地なし。

戦場において、強制的に慰安婦として働かされた、もしくは、強姦された人間が皆無だったとは言わない。

なぜならば、どの軍隊にも犯罪者がいる可能性はあるから。

問題は、政府が正式な政策として実行したかどうかだ。

もし軍隊の中の犯罪者が行った性犯罪であるならば、韓国だって中国だって同じ。

こんな問題を互いに延々と責め合っても意味がない。

韓国人や中国人が日本を責めるならば、軍や政府が正式な政策で、強制連行をした、という点のみ。

昭和13年に政府は強制慰安婦募集を禁止していた

「昭和13年第10号 陸支密第745号」という政府通達は、よく慰安婦問題への「政府の関与」を示すと左翼側が引用するが、これは、逆に、「日本政府は誘拐による慰安婦募集を禁止していた」ことを立証している。

「支那事変地における慰安所設置のため、内地においてこれの従業婦等を募集するに当り、ことさらに軍部諒解などの名儀を利用したために軍の威信を傷つけかつ一般民の誤解を招くおそれあるもの、あるいは従軍記者、慰問者などを介して不統制に募集し社会問題を惹起するおそれあるもの、あるいは募集に任ずる者の人選適切を欠くために募集の方法が誘拐に類し警察当局に検挙取調を受けるものあるなど注意を要するものが少なからざるについては、将来これらの募集などに当っては派遣軍において統制し募集に任ずる人物の選定を周到適切にしてその実施に当たっては関係地方の憲兵および警察当局との連繋を密にし軍の威信保持上ならびに社会問題上遺漏なきよう配慮相成たく依命通牒[2]す。」(Wikipedia――軍慰安所従業婦等募集に関する件)(*)

「募集の方法が誘拐に類」するものは、「警察当局に検挙取調を受けるもの」である、つまり、日本の政府は「誘拐に類する募集を行っていなかった」ということを示している。

フィリピン人やオランダ人の強制慰安婦の問題は、現地部隊もしくは個々の兵士の違反であり、国家としての日本が行ったことではない。

個別兵士の犯した戦争犯罪や違反すらも国家としての日本の汚名になるならば、韓国も同罪であり、われわれを裁く立場にはないことになる。

(*)

これは現代語訳であり、原文はWikipediaの該当項目にある。
http://www.millnm.net/qanda4/198bY0WQUEeJs42426.htm

このような通達があるのに、もしチェジュ島で強制連行が行われたとしたら、それは、政府の方針に対する公然たる犯罪であり、処罰に値したはず。

しかし、どこにもこの件について裁判が行われた形跡はない。

したがって、朝日が言うように、吉田は嘘をついたのだ。

そして、朝日はその嘘を知ってか知らずしてか、利用して、反日報道をした。

 

 

2018年1月3日



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