サタンの方法はわれわれの想像以上に巧妙である
”黙示録は、主に過去の出来事の再生(re-capping)である。そのほとんどが寓話的な言葉で書かれているが、多くの旧約聖書の節に遡及することができる。1 黙示録は未来とはほとんど関係がない。実際、黙示録19章10節は、預言の精神を定義している。それは、新約聖書の時代に現れたイエス・キリストの証であり、未来の出来事の証ではない。キリストは神の預言の成就である。キリスト[の出現]は、旧約聖書の預言者にとっては未来の出来事であったが、新約聖書の聖徒たちにとってはその出来事の成就でもある。これは聖書のプレテリスト的見解と呼ばれている。”(Rev. Dr. Paul Michael Raymond)
http://www.institutefortheonomicreformation.com/2018/10/16/1205/
黙示録を未来の出来事と考えると、いろいろな矛盾が出てくる。
19章までの大患難がこれから起きるならば、「大宣教命令」はむなしい。
13章のとおりに獣が世界を支配するならば、クリスチャンの文化建設にとって未来はない。
黙示録は、19章まではすでに成就したのである。
今は20章からの千年王国の時代である。
サタンは復活することが定められているが、それは、天からの火によって滅ぼされる。
だから、今のクリスチャンにとって、大宣教命令には意味がある。
今、スウェーデンにおいて手に個人情報が記されたチップを埋め込むことが進んでいるという。
中国において個人情報に基づく管理が進んでいる。
これらをもって「13章の成就だ」と考えると、敵の罠にはまる。
今のイスラエルを「黙示録に約束された再生されたイスラエル王国だ」と考えると罠にはまる。
罠にはまったアメリカのクリスチャンたちは「イスラエルを支援しよう」と頑張っている。
今のイスラエルは、ロスチャイルドの「ルシファー王国」である。
彼らはディスペンセーション主義を利用して、クリスチャンに「黙示録の預言が成就しつつある」と信じ込ませているのである。
クリスチャンは「聖書は確実に成就する」と考えるから「抵抗しない」。
クリスチャンが祈らないから、どんどんサタンの世界支配は進む。
サタンの方法は、われわれの想像以上に巧妙である。
神のために活動しながら、実はサタンを助けている。
2018年10月17日
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