講演会のためにお祈りくださり感謝いたします


(1)
札幌における講演会のためにお祈りくださり感謝いたします。

無事終了できました。

2泊3日、北海道の再建主義のクリスチャンのみなさまと会うことができまして感謝いたします。

また、皆様大変熱心で、真摯に真理を求めておられることを覚えて心から感謝いたします。

楽しくまた有意義なひと時を与えてくださった主に感謝いたします。

講義のプレゼン画像は、パワーポイントに収められていますので、ご参照ください。(ご使用のPCにPowerPointがインストールされている必要があります)。以下のURLからダウンロードしてください。

https://www.webfile.jp/dl.php?i=1052261&s=25e4f9d39f9c4fd1d17d

(2)
内容は、上記ファイルのとおりに、再建主義の基本5条件についてでした。

1)前提主義

神の存在とその御言葉である聖書は前提であって、それを証明する必要はないし、また、してはならない。

われわれが知識を得る場合、最終権威は常に聖書である。聖書に基づいて科学的知識を評価すべきであり、科学的知識に基づいて聖書を評価してはならない。

超越と内在

―神は世界から超越しておられる主権者である。
 だから、すべてのことを被造物の一切の助けなしに決定された。
 世界で起こるすべてのことは、あらかじめ神の主権によって決定されている。

―父なる神と子なる神は天におられるが、聖霊なる神はわれわれとともにおられ、内在しておられ、われわれを助けてくださる。

神と被造物は別の存在であり、汎神論のように、けっして混同されてはならない。

2)統治主義

神は、人間を通じて世界を支配される。人間は、神の副官であり、御心をこの地上において実現するために創造された。

3)神法主義

われわれの歩むべき道は、神の法という形で聖書に記されている。

新約時代になっても、モーセ律法は、消滅したわけではない。

―民族法から超民族法への変化

祭司職が変わったので、律法も変わらなければならない。

「祭司職が変われば、律法も必ず変わらなければなりません」(ヘブル7・12)

モーセ律法では、「レビ族」しか祭司になれなかったが、新約時代において、祭司は「キリストとクリスチャン」である。

民族は関係なくなった。だから、律法も超民族化された。

律法は、すべての国民が守るべきものに変化した。


4)契約主義

神と人間は、業の契約と恵みの契約を結んだ。

アダムは、全人類を代表して、神の試験に合格しなければならなかった。

アダムが合格すれば、その子孫である全人類も、永遠の命を得られるはずだった。

しかし、失敗したので、神は第2のアダムとしてキリストを地上に送られ、人間の代わりに試験を受験させられた。

キリストは、その試験に合格し、永遠の命を獲得する権利を得た。

キリストと契約を結ぶ人は、キリストの細胞となるので、罪を赦され、永遠の命を得られる。

このキリストによる代償的契約を「恵みの契約」という。

恵みの契約は、歴史を通じて発展した。

5)後千年王国主義

イエス・キリストは、十字架と復活、昇天を通じて、世界の王になられた。

だから、キリストにつくクリスチャンも王であり、世界を支配する権利を有する。

クリスチャンがサタンと戦い、伝道と教育と労働により、世界は徐々にキリストとクリスチャンの所有物に代わり、最終的には全世界がキリストとクリスチャンによって支配される。

これは、神が永遠の昔に定められた歴史の行程であるから、絶対に成就する。

(3)

以上のような内容について説明し、現在の世界がサタンに支配されていることを示しました。

しかし、その支配も、われわれが祈り、働きかけることによって、破壊できると示しました。

主が以上の説明を用いてくださり、全世界のエデンの園化を推進してくださいますようにともに祈りあいました。

北海道の再建主義のために祈ってください。

 

 

2012年6月25日

 

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