世に勝つ者とはだれでしょう


神は超越者なので、すべてを計画にしたがって実行される。神は誰からも影響されない。影響されるということは、被造世界に巻き込まれることで、被造物化すること。神の計画の目標は、キリストによる世界支配。法的には2千年前に成就した。「私は世を征服した」。法的事実は歴史を通じて実現する。

「私はすでに世に勝った」と訳されているが、「勝つ」という単語の言語ネニケーカは、ニカオー(征服する)の完了形。完了形は、過去の事実が現代にも有効であることを強調するので、「すでに征服し、今も征服している」という意味。つまり、世界の王はキリストである。

ADは、アンノ・ドミニというラテン語だが、これは、「主の年」という意味。つまり、今年2012年とは、イエスが王になって2012年目という意味。天地万物においてイエスは主権を持っているので、サタンは必ず敗北する。イルミナティだろうが、スカル・アンド・ボーンズだろうが、壊滅する。

それゆえ、イエスは、勝ち組のトップであるから、われわれが勝ち組になりたいならば、イエスと契約を結んでイエスにつく新人類になればいい。われわれが生まれながらにアダムの子孫である。アダムは神の敵になり、負け組の長であるサタンについたので、われわれは自覚的にアダムとの契約を切るべき。

アダム族から、キリスト族になることによって、われわれは勝ち組になり、最終的に勝利する。アダム族はサタンという負け組についたから敗北する運命にある。アダム族からキリスト族に切り替えた儀式が洗礼である。キリスト族にいる限り、地上において獲得したものを永遠に相続する権利が与えられる。

キリスト族になった人は、キリストと同じ運命をたどる。つまり、罪の刑罰を受けて一回死んで、またよみがえり、永遠の命を得る。キリスト族にいる限り、われわれは死なない。肉体を離れるとすぐに新しい「朽ちないからだ」が与えられる。そのからだにおいて永遠に祝福される。

今世界を支配しているようみ見える悪魔は、実は、すでに敗北している。だから、われわれが為すべきは、キリストにつながり、命令を守り、祈りつつ悪魔と戦うこである。悪魔には地上を支配する法的な権利がすでに2千年前に失ったので、われわれに明け渡す以外にはない。

キリストが復活されたときに、最後の敵、もっとも強い敵である、「死」に勝った。だから、キリスト族にいる人々は、死に勝った。それゆえ、それよりも弱い敵であるものすべてに勝利できる。「世に勝つ者とはだれでしょう。イエスを神の御子と信じる者ではありませんか。 」

 

 

2012年6月9日

 

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