泥船から逃げ出すのは今だ
人生で一番やってはいけないことは、神の国の妨害である。
これにまさる罪はない。
なぜならば、世界の創造、人間の創造の主な目的は、神の国建設だからである。
世界中に神の国を拡大するために世界は創造され、人間も創造された。
人間は、神の権力代行者として世界を開拓し、神を主とする文明を築く責任がある。
人間の頭脳、言語能力、運動能力、…すべてが神の国のために存在する。
人間は、動物にはない「神の性質」を持つ。
つまり、「人格」である。
計画を立て、共同して仕事をする。
神の似姿として造られたからである。
理想的な人間は、神を礼拝し、その御名の栄光を求め、神の支配の確立のために働く人間である。
しかし、堕落したために人間は「己を神とする」偶像礼拝をするようになった。
われわれは、みな偶像礼拝者として生まれてくる。
神を第一とするより、己を第一とする。
赤ん坊が利己的なのは、人間が生まれながらに堕落していることを示している。
それゆえ、われわれは、生まれながらに「呪いを受けるべき子」である。
私たちもみな、かつては不従順の子らの中にあって、自分の肉の欲の中に生き、肉と心の望むままを行ない、ほかの人たちと同じように、生まれながら御怒りを受けるべき子らでした。」(エペ2・3)
2016年2月12日
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