恩恵を受けたら、それを返すことのできない人とは付き合ってはならない
ある人(A氏)から、自身のプライベートな問題に関する相談を受けて、事情を知っている人を紹介してほしいと言われたので、まったくの善意で(その人に負い目はまったくない)、知人(B氏)を紹介した。
B氏もそのプライベートな問題について利害関係はまったくないので、純粋に善意から相談を受けていただいた。
こちらとすれば、まったく負い目がない状態で、知人を紹介したので、その知人との関係が今回の問題でおかしくなった場合、純粋に損失になる。
それゆえ、依頼したA氏は、B氏との関係において、私に迷惑がかからないように最善を尽くす義務を負う。
このような紹介は、世間では頻繁にある。
だから、常識的な人間ならば、自分のプライベートな問題につきあわせたならば、謝礼なりなんなり、両者に利益を提供し「借りを返す」のが普通であり、これができないならば、信用を失うことになる。
親は、こういう世の中の基本的な付き合い方を教える義務を負っているが、それすらも教えないモンスターが増えている。
A氏の場合、驚愕すべきことに、そのような便宜を図って自分の信用を犠牲にした私と会ったときに何をしたかというと、インターネットのページでわたしについて偽情報を流しているあるサイトを印刷したものを見せてきた。
そして「あなたのことを信用してよいのかどうか。。。」と言ったので「それは間違いです。嘘が書いてあります」と言ったのだが、「う〜ん」と腕を組むばかり。
そして「僕はキリストは信用できない」と言ってきたので、私は即座に席を立って「失礼します」とその場を立ち去った。
繰り返すが、私にはA氏に対してまったく負い目はない。
むしろ、時間を割いて会って、相談に乗ったのである。
感謝しかないはず。
それが人の評価を行うとは、まったくあきれてものが言えない。
就職の面接じゃないんだから。
こういうトンデモない人とはできるだけ出会いたくない。
私だけではなく、紹介したB氏にも迷惑をかけてしまう恐れが多いので関係を断った。
恩恵を受けたら、それを返すことのできない人とは付き合ってはならないと思う。
2017年7月12日
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