スイスで銀行業の信用創造特権の廃止を問う国民投票が実施される予定



【吉報】スイスで銀行業の信用創造特権の廃止を問う国民投票が実施される予定

何と国際銀行権力の本拠地の1つであるスイスで、銀行業の無からマネーを作り出す
信用創造(預金通貨の創造)の特権を禁止する国民投票が実施されるという。

ブラックマネーを吸い込むマネーロンダリングのメッカであり、
各国の中央銀行を束ねるBIS国際決済銀行があるスイス。

本拠地であるがゆえに、意識が高く、国際銀行権力の支配システムに反感を
持っている市民も多いということか。

スイスの場合、10万人の署名が集まった事案は、国民投票にかけなくてはいけない。

このような制度だから、国民の数パーセントが強く望む声を
国民投票にかけることができるのである。

市民の声を取り入れる優れた直接民主制の在り方だ。

政府が通貨を作れず、中央銀行と民間銀行のみが通貨を作り出す銀行業の信用創造特権
システムが、現在の財政赤字の拡大や新自由主義がもたらす格差社会、更には偽りの
対テロ戦争などを作り出している原点である。

この体制を支えるために経済学や政治学などの学問、さらに、マスメディアなどが
利用されている。

市民の草の根の運動から国民投票に持ち込んだ今回のスイスの事例は、
国際銀行権力が管理してきた自由民主主義の支配システムに
大きな風穴を開ける可能性がある。

日本も市民の声を選挙に反映できるシステムを作るべきだろう。

http://ameblo.jp/amanomotoyasu/entry-12112420282.html

近代国家とは、「偽札製造貸出権の銀行への独占的付与」によって成立する。

明治維新やロシア革命など、ほとんどすべての近代化革命は「銀行家による政治支配(trapezocracy)」を目的とするものであり、「王権の制限を通じた国民主権国家成立のため」というのは表看板に過ぎない。

スイスで空いた一つの穴は、ダム全体を崩壊させるだろう。

 

 

2017年1月8日



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