イルミナティは混乱している


(1)
イルミナティのレオ・ザガミが明らかにした、組織の内情は、かなりボロボロだった。

なぜ今になって内部事情を明らかにするようになったのかという中丸氏の質問に対して、イルミナティのグランドマスター、ジュリアーノ・ディ・ベルナルド教授の個人秘書であり、インターナショナル・アカデミー・デッリ・イルミナティ(所在地:PiazzadiSpagna31inRome Tel.(+39)0669190394)の共同設立者である、ピエールジョルジオ・バッシは次のように答えた。


イルミナティ:2001年の事件以来、イルミナティは一躍注目を浴びるようになり、「新世界秩序」の真の正体と組織の陰のリーダーについて、人々の関心は、ますます高まってきました。そういった背景から、我々はイルミナティの存在と組織の活動の本質をより透明化するために、ローマのイルミナティ・アカデミーの2002年7月11日の設立を正式に発表すると共に、主流のメディアを使った方針に切り替えることを決定したのです。我々は長きにわたる完全な沈黙の伝統を破り、フリーメーソンとそれに関連した組織についても、新世紀に相応しい新たなアプローチを採用しています。
(中丸薫、レオ・ザガミ著「闇の世界権力の『日本沈没計画』を阻止せよ!―イルミナティ大幹部が打ち明けてくれた驚愕のプロジェクト」、100ページ)

つまり、インターネットによって人々の注目が集まったので、秘密にしていられなくなったということだ。

さらに次のようにも述べた。

イルミナテイ:イルミナティの古参、メーソンのグランドマスターと、新参者との間に大きな軋櫟が生じています。なぜなら、新参者は、現在増大している混乱のために、身の安全に不安を抱き始めており、社会に実質的な変化を望んでいるからです。加えて、新世界秩序の未来に懸念を抱いてもいます。
(前掲書、103ページ)

まさにゴキブリやシロアリと同じ。

秘密のうちはよかったが、光が当たるとうろたえる。

「混乱」が拡大しており、「身の安全」に「不安」を感じ始めている。

「古参」と「新参」の間に軋轢があり、対立が生じ始めている。

かなり動揺している様子がうかがえる。

これもわれわれの祈りの成果だろう。

シロアリの巣を見つけ、光が当たったならば、次に家主がすべきことは、殺虫剤をまくことだ。

殺虫剤は焦点を当てずにまいても効果がない。

それと同じように、われわれの祈りも焦点が当たれば当たるほど効果を増す。

「悪魔を追い出してください」というより「○○という人の中にいる悪霊を追い出し、地獄に投げ込んでください」と祈るほうが効果がある。

聖書において、名前は実体を表す。

名前をつかめば、その実体をつかんだも同然。

できるだけ具体的な祈りを捧げよう。

(2)
イルミナティの目的は、ニュー・ワールド・オーダーである。

ピエールジョルジオ・バッシは次のように述べた。

イルミナティ:我々は、「新世界秩序(ニュー・ワールド・オーダー)」に向けて活動しています。

新世界秩序とは、創始の薔薇十字団と、我々の不可視のマスターたちとコンタクトする特権を持ったアトランティスの時代からの「古代聖職者」によって描かれたビジョンである、「地上に「神の王国」を実現させる」ことであり、我々のもともとの計画を達成に導くものです。

我々には、全人類あるいは、少なくとも来る数年間に生き延びる人々にとつて、平和と豊かさが現実のものとなる、「地球帝国」を実現するための計画があります。

我々には、この実験の最終的な結果を保証することはできません。なぜなら、当計画は、上層の「不可視の学院」に所属するアセンデッドマスターから、任務として我々に与えられたものだからです。我々の地球での目的は、必要とあらば、いかなる策を講じてでも――たとえそれが世界の人口削減することだとしても――人類を絶滅から守ることです。
(前掲書、102〜103ページ)

「アセンデッドマスター(ascended master)」とは「神よりも高くなろう」と述べたサタンだろう。

サタンの計画は、神の計画の模倣である。

それは「地を従えよ」である。

「地上にサタンの王国を実現させる」ことである。

彼らイルミナティは、明らかにグノーシスである。

知識による救い。

キリストの贖罪による救いではない。

だからニュー・ワールド・オーダーができれば、とんでもない悪魔的な体制になる。

われわれはこれを回避しなければならない。

イルミナティの計画が実現しないように祈り働こう。

 

 

2012年12月25日



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