https://www.youtube.com/watch?v=JhkGbEkzsbM
現代の偽預言者ハル・リンゼイが「これからクリスチャンは虐殺されるだろう」と言った。
「これは、聖書の予言なのですから、必ず起こります」と。
しかし、クリスチャンを迫害するはずの獣は、黙示録の直接の読者が悟ることができる人物であった。
666の数字を「思慮ある者はその獣の数字を数えなさい」(13・18)とヨハネは命令した。
この「思慮のある者」とは、ヨハネの黙示録の直接の読者である。
つまり、小アジアの7つの教会のクリスチャンたちである。
ヨハネから、アジヤにある七つの教会へ。(黙示録1・4)
送り主(ヨハネ)と受け取り主(アジヤにある七つの教会)が明示されている。
だから、「数字を数え」ても無駄なヒトラーだとか、毛沢東だとか、スターリンだとか、EUの大統領だとかではないことは明らかである。
「数え」ることに意味がある人物、つまり、当時のクリスチャンたちがよく知っていた人物でなければならない。
獣は、ローマ帝国とネロである。
それ以外には考えられない。
そして、その前提で黙示録を読むと、ぴったりと記述と符号一致する。
http://www.millnm.net/millnm/no42.html
だから、ハル・リンゼイが言うような「虐殺」は起きない。
虐殺は不可避でもなんでもない。
われわれが必死に祈れば、サタンの勢力は死滅する。
紀元70年に、われわれはキリストにあって勝者になり、サタンは敗残者になった。
われわれはキリストとともに王であり、サタンはわれわれの命令を聞く。
そういう力関係がある。
だから、「これから大患難時代がやってきて…」などということを心配する必要はない。
むしろ、われわれは世界をキリストのためにひっくり返そう。
そのために働こう。
祈ろう。
今は、黙示録の13章の時代ではない。
終末の時代ではない。
だから、終わりが近いと言ってはならない。
もし言うならば、私の指摘に反論してからにしてほしい。