この地上は、紀元70年にすでに神の所有になった。
イエス・キリストの十字架によって、万物は買い戻された。
イエスは「完了された」のである。
プレ・ミレは、「再臨によって完了するから、まだ完了していない。」という。
再臨とは何か。
イエスはこういわれた。
「まことに、あなたがたに告げます。ここに立っている人々の中には、神の国が力をもって到来しているのを見るまでは、決して死を味わわない者がいます。」(マルコ9・1)
「ここに立っている人々」とは、イエスの目の前に立っている人々。
それ以外に誰がいるのか。
イエスの同時代の人々が生存中に「神の国が力をもって到来しているのを見る」。
つまり、紀元1世紀に「神の国は力をもって到来」したのだ。
「律法と預言者(つまり旧約聖書)を成就するために来た」と言われたイエスが「完了した」と言われた以上、旧約聖書は成就し、旧約の預言者たちが期待していた神の国は成就したのである。
エゼキエルの第3神殿が未来に実現し、それから神の国が始まるなどというプレ・ミレの解釈は、間違いである。
第3神殿とは、キリスト及びクリスチャンの体である。
石づくりの神殿は、キリスト及びクリスチャンの体の「予型」でしかない。
本物の神殿はすでに成就している。
われわれは未来に何を期待するのか。
キリストの再臨に続く世界支配か。
それは、すでに紀元1世紀に成就している。
キリストはすべてを支配しておられるので、われわれは勝利できる。
先日から続いている嫌がらせの張本人が見つかった。
かなり精神的に病んでいる鬼気迫る外貌の女性であった。
何人かに悪霊追い出しをお願いし、私も祈っていたところ、今朝見ると普通の顔に戻っていた。
神の国を妨害できる人間はいない。
必ずわれわれが勝利する。
平和の神は、すみやかに、あなたがたの足でサタンを踏み砕いてくださいます。どうか、私たちの主イエスの恵みが、あなたがたとともにありますように。(ローマ16・20)