銀行家を神に祭り上げている今のシステムを廃止すべき


1.

結局、ロスチャイルドが作った通の一元管理制度が問題。

2.

経済成長が止まり、銀行の融資先がなくなって、代わりに政府が国債を発行し、借りてあげた結果が政府の累積負債1000兆円。銀行は国債の金利で食いつないでいる。

3.

で、なぜ経済成長が止まったかというと、デフレにもかかわらず、政府が財政出動を渋っているから。

4.

信用創造の85パーセントは民間銀行が行っている。バブル期に、銀行は民間企業に融資をするが、その際に信用創造が行われ「貸し出し分は新たに創造される」。ここで、国内の通の総量は「増える」。

5.

バブル崩壊後は、民間企業は支出を減らして、借金の返済に走る。銀行に借金を返済した場合、その借金は銀行に渡ると相殺され、「創造されたおカネは消える」。そのため、通の総量は「減る」。ここで政府が金融緩和し、財政出動して、需要維持に努めないと、デフレスパイラルに突入する。
つまり、供給過剰・需要不足→失業・賃金の目減り→需要不足→失業・賃金の目減り→・・・の悪循環が生まれ、日本の経済全体が縮小する。現在の日本の状態。

6.

が国によって一元管理されている以上、政府には、需要維持の義務があるのにもかかわらず、政府は、国債発行額の増大のみに着目し「負債を減らせ」とPB黒字化目標を設定し、緊縮財政をとり続けている。

7.

これに対して、政府は税収に制約される必要はなく、自国通建ての国債発行により財政支出量を調整することで、望ましいインフレレベルを目指すべきだとする現代理論 (MMT)が唱えられている。

8.

しかし、そもそも信用創造は、無から作り出したおカネに金利を載せて貸し、返済時に元本は相殺され、金利だけが貸し出し側に残るシステムなので、融資・返済を繰り返せば繰り返すほど「貸す側と借りる側」の間の乖離が増大する。つまり、銀行家はますます豊かになり、国や国民はますます貧しくなる。

9.

銀行家による信用創造を許すMMTでは解決にならない。今の金融システムは、銀行家による「富の一極集中」のために仕組まれたシステムであり、彼らに通の発行・管理を一元的に委ねている限り、問題は永遠に解決しない。

10.

の発行・管理の自由化だけが解決である。価値を「創造できる」のは神お一人であり、銀行家を神に祭り上げている今のシステムを廃止すべき。

https://www.youtube.com/watch?v=Q4v-i302ImQ

 

 

2019年5月1日



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