キリスト教は不寛容だから戦争ばかりしてきた?
キリスト教の信者たちは、他宗教を受け入れない。もちろんキリスト教だけではないが、そのために、問題が起きるのだと思う。これが戦争の三大原因の一つである。
戦争が起きるのは、宗教の違いではなく、利害の相反です。
その利害が相反するグループがそれぞれ異なる世界観を持つことが多いというだけで、宗教が違うというだけで戦争はしません。
聖書では「異なる信仰を持つ人々には一二度戒めた後に放置しなさい」と教えています。
どこにも戦争を仕掛けなさい、などと書いてありません。むしろ「戦争の原因はかなえられない欲望である」と述べています。
キリスト教は他宗教を認めないので、戦争ばかりしてきたというのは、歴史に対する重大な誤解です。
2016年12月11日
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