日本は十字架の国である
1.
飛鳥氏によると、南朝天皇は大嘗祭において、それぞれ東西日本を代表する神殿で、片手ずつ、釘打ちをする儀式を行っていたらしい。
http://on-linetrpgsite.sakura.ne.jp/column/post_253.htmlによると、
悠紀殿(ゆきでん)は東日本を代表し、主基殿(すきでん)は西日本を代表する。
これらの神殿に供える稲を出す斎田を選ぶ際に、神殿を設置する国や郡は卜定(ぼくじょう)で選ばれた。
悠紀殿は近江に(宇多天皇以降)、主基殿は丹波と備中(冷泉天皇の時のみ播磨)に置かれることが多かった。
仮に、八咫烏が言うように、天皇がイエス・キリストを象徴する存在とみなされているのであれば、日本列島の東西は、十字架の横木である。
東日本と西日本で片手ずつ釘を打たれるのであるから。
では、縦木は何か。
私は、それが、真名井神社から伊雑宮に至る南北のラインではないかと思う。
八咫烏によると、このラインは、阿吽であり、「はじめと終わり」を意味する。
私はこれが、イエス・キリストの誕生(真名井)、出エジプト(籠神社及び外宮)、十字架(内宮)、復活(天岩戸)、昇天(伊雑宮)を象徴するラインと考えている。
さらに、八咫烏によると、日本という国名は、天照大神が十字架にかかっている様子を表す。
つまり「日」+「大」+「十」である。
大嘗祭における釘打ちの儀式は、国名だけではなく、地理的にも、日本が十字架を表現していることがわかる。
ちなみに、基本的に畿内は主基殿と悠紀殿の土地として選ばれない。
これは、おそらく畿内が日本の中心であり、東西のいずれにも含められないからではないか。
2.
大文字送り火は、日本の本質を表しているのかもしれない。
「日」+「大」+「十」
送り火の「火」は「日」(=天照大神)を表し、「大」は「手を広げた人」を表す。
「十」の文字がないのは、日本が本質を隠し、暗示する国だから。
あの世へ帰る祖先の霊魂を送る仏教の儀式になっているが、海の送り火が「灯籠流し」であることから推測すると、これも「贖罪」を表しているように思える。
ちなみに、旧約の秦氏である賀茂氏の中心的神社、上賀茂神社において行われる「人形流し(ひとかたながし)」は、「穢れ」を祓う行事で「茅の輪くぐり」と同様に贖罪を目的とする。
神社本庁によると、神道において贖罪は天照大神の天岩戸によって実現した。
http://www.millnm.net/qanda3/96aY9f30GyNs52403.htm
つまり、大文字送り火と灯籠流しはいずれも「穢れの祓い」つまり贖罪を目的としており、その贖罪を実現したのは天照大神の天岩戸である。
大文字送り火は、日本が天照大神、すなわち、イエス・キリストの国であることを暗示しているのではないか。
2016年12月1日
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