契約の民であることの証



神の契約の中にいるという信仰の証を教えて下されば幸いです。

契約の中にいるかどうかは、洗礼を受けて聖餐をしているかどうかです。

これが外的なしるし。

ただし、洗礼を受けていなくても救われる場合があります。たとえば、飛行機が落下することになった機内の人は洗礼を受ける時間がありません。

しかし、結婚関係にある男女が、結婚式をして誓いを立てる儀式を行うのが正常であるのと同様に、クリスチャンになったら洗礼を受けるのが正常です。

聖餐は、契約更新の儀式です。罪の悔い改めをかたくなに拒む人に対して教会は聖餐を拒む責任があります。

聖餐を拒まれた人は、救いから除外されます。

人間の制度としての教会には、救いを左右する権限があります。
しかし、その教会が正しく(つまり、聖書的に)裁く限りにおいてです。

教会が異端を信じて悔い改めない人に対して聖餐を拒否し、「救いの中にない」と正しく宣言した場合、その宣言は有効です。

「まことに、あなたがたに告げます。何でもあなたがたが地上でつなぐなら、それは天においてもつながれており、あなたがたが地上で解くなら、それは天においても解かれているのです。」(マタイ18・18)

もう一つは、聖霊の内的なしるし。

聖霊が私たちに契約の民であることを示してくださる。

「この方にあってあなたがたもまた、真理のことば、あなたがたの救いの福音を聞き、またそれを信じたことにより、約束の聖霊をもって証印を押されました。聖霊は私たちが御国を受け継ぐことの保証です。これは神の民の贖いのためであり、神の栄光がほめたたえられるためです。神の聖霊を悲しませてはいけません。あなたがたは、贖いの日のために、聖霊によって証印を押されているのです。」(エペソ1・13、14、4・30)

「信じた」人には「聖霊をもって証印を押され」た。それは、「御国を受け継ぐことの保証」である。

聖霊が心の中において、自分が救われていることを確信させてくださる。

クリスチャンになり、御国を受けつぐ人は、外的なしるしだけでは不十分であり、内的なしるしが伴うはずです。

 

 

2015年4月17日



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